ブログを開設するならコレが必要。おすすめの選び方とサービス
どこでブログを始めるのがベストなのか調べてるんですけど、おすすめのブログ作成サービスが多すぎて、全然決まらなくて。
確かに紹介されている数が多いと逆に混乱してしまいますよね。これだけ準備しておけばブログを開設できるおすすめを紹介しますね。
ブログを書きたいと思って、どのブログ作成サービスを使うのが良いのか検索したら、沢山の無料ブログの紹介記事に出くわして混乱した経験はありませんか。情報が多すぎるために、逆に選ぶのを諦めそうになった方もいるかも知れません。
そこでこの記事では、ブログ開設をするサービスの選び方とブログ作成におすすめのWordPressをご紹介します。この記事を読めば、ブログ作成サービスを選ぶのに大切なポイントと、WordPressに必要なレンタルサーバー、テーマ、ASPのおすすめもまとめて分かります。
ブログを開設するときに準備をしたほうが良いおすすめサービス一式を知って、迷わずにブログ運営を始めたい方はぜひ最後まで読んでください。
もし、WordPressテーマを「JIN:R」にしようかと迷っているなら、あなたの決断を後押しする情報になっていると思います。
ブログを開設するブログ作成サービスの選び方
明確な目標は持たずに、ただウェブ上に文章を書きたいだけなら、どのブログ作成サービスを使っても大きな違いはありません。どこでブログを開設するのがベストか迷っているということは、漠然とでも目的や希望を持ってブログを始めたいと思っているのではないでしょうか。
ブログを開設する目的をハッキリとさせる
残念ながら、万人に最適なブログ作成サービスはないです。数多くの無料ブログやWordPressで、それぞれに適した使い道があります。
ブログで実現したい成果や取り組むジャンル、運営方法と相性の良いブログ作成サービスを選びましょう。ブログで得たいことと、ずれたブログ作成サービスで始めてしまうと、思い通りに運営できないリスクに直面してしまいます。
大きく分けるとブログを始める目的で多いのは、
- ブログから収入を得たい
- 趣味や専門分野の情報を共有したい
- 日々の出来事の日記を綴りたい
の3つです。
日々の出来事や成長の記録を日記として綴りたいだけであれば、画像挿入ができて文章が書ければ十分です。できる限り自動広告の少ない無料ブログを選ぶと良いです。
ブログから収入を得たいとか趣味や専門分野の情報を共有したいと思っている方は、ブログ作成サービスの機能にこだわる必要があります。
目的を明らかにすることで、必要な機能や制限されていると困る機能が明確になり、ブログ作成サービスの候補をしぼりやすくなります。
どのような目的でブログを始めたとしても、基本的に最初はほとんど反応がない中、コツコツとブログ記事を投稿していく時期があります。すぐに反応がある方が稀なため、コンスタントに長く更新を続けられるかが、ブログの成否を分けます。
「なぜブログを書いているのだろう」となったときに、スタートの目的が明確であれば、モチベーションを保ちやすく、迷いなく継続する助けになります。
ブログ作成サービス選びのこだわりポイント
ブログを開設する目的を明確にしたら、適したブログ作成サービスを選ぶだけです。選ぶときに注目したいポイントを5つ紹介します。
- アフィリエイト広告の可否
- 自動広告が挿入される量
- デザインのカスタマイズ性
- 閲覧数の伸ばしやすさ
- 複数のブログを開設できるか
ブログ収益化に大切なアフィリエイト広告
ブログから収益を得たいときに大切なポイントです。
ブログから収益を得る方法は、2種類あります。アフィリエイト広告でブログ自体を収益化する方法と、ブログでブランディングや集客をして自分のサービスや商品を販売する方法です。
アフィリエイト広告で収益化が目的なら、
- アフィリエイト広告が認められている
- 外部のアフィリエイト広告を掲載できる
- 広告の掲載場所が多くて、選べる
ことが大切です。
無料ブログの関連サービスで扱っているアフィリエイト広告しか掲載できないと、大きく稼ぐときの足かせになる場合があります。アフィリエイト広告を専門に扱うサービスに比べると、ジャンルが限定されたり成果報酬の条件が悪い場合があります。お小遣い以上の収益を求めるなら、扱える広告の量と質にも注目しましょう。
自動広告の量は少ないほうが良い
無料ブログにより自動広告が挿入される量には、大きな開きがあります。
原則として、ブログ作成サービスの運営会社が、広告なしの無料でブログ作成サービスを提供し続けるのには無理があります。無料ブログでブログを開設するなら、自動広告は挿入されるものと考えるべきです。
ただ、広告は読者にとってブログ記事を読みにくくしたり、注意をそらす邪魔な存在でもあります。アフィリエイト広告で収益化を考えている方にとっても、成果が分散してしまうので不要な存在です。
趣味などの情報共有や日記を綴る目的でも、ブログ記事を訪れた方が不快に感じない程度であることが大切なポイントです。
無料ブログの多くは、自動広告を非表示にできる有料プランを提供しています。有料プランの料金もチェックしておきましょう。
自分らしく作れるカスタマイズ性
ブログ作成サービスには、デザインテンプレート機能があります。デザインをカスタマイズできることで、ソーシャルメディアのように画一的なレイアウトから、自分らしい雰囲気に変更できます。
テンプレートの数は多いほうが、好みに合ったデザインを選べる可能性が高まります。また、テンプレートのパーツごとに変更できる無料ブログもあります。
デザインのパターンを選んで自由に組み替えられたり、表示のレイアウトも自由に決められる方が、他のブログと差別化したデザインで、ブログを開設できます。
ブログ作成サービスでは、根幹のレイアウトが決まっている上にデザインのテンプレートを当てはめることになります。完全にフリーではなくて、設定された範囲内でのデザイン調整になります。
アフィリエイトが認められている無料ブログでも、運営会社が決めた場所にしか広告表示ができない点も、収益化を目的にするなら残念なポイントです。
ブログ記事の閲覧数を伸ばしやすい方が良い
収益化目的ではもちろん、趣味や日記ブログであったとしても、たくさんの読者が集まったほうが嬉しく更新を続ける動機になります。
読者を集めるのには、短期と長期の視点があります。
短期的には、ブログ作成サービスのユーザー数が多くて活発なコミュニティが助かります。ブログを開設して間もなくから、ブログ記事へのアクセスが期待できるからです。
長期的には、ブログ作成サービスのコミュニティから集まった読者数だけでは、心もとないです。より多くの読者をアルメルには、Googleなどの検索結果からブログ記事へとアクセスしてもらう必要があります。
やっぱり、検索結果の上位に表示されているウェブサイトへのアクセスが多いです。上位表示されるには、検索エンジン最適化(SEO)の対策が必要になります。
SEO対策に影響が大きいのが、ブログURLの一部になるドメインです。ドメインが検索エンジンから高評価を受けていると、上位表示されやすくなります。
無料ブログでユーザーに割り当てられるドメインは、サブドメインが多いです。
主となる無料ブログのドメインは確かに評価されています。ただ、ユーザーの数だけサブドメインがあるので評価は分散され、発信内容の専門性が重視される現在では、無料ブログのサブドメインはあまりSEOに強くないです。
自分だけの文字列で取得する独自ドメインは、自分の情報発信の内容だけの専門性が保てる反面、検索エンジンの評価を1から獲得する大変さがあります。
- 今ある評価から高まりにくいサブドメインか
- 最初からだけど評価が積み上がっていく独自ドメインか
どちらでブログを開設するかは、目的により変わります。ブログを通じて稼ぐことが目的なら、最初は苦労するけれど、独自ドメインの方がメリットがあります。
ブログコミュニティからの初期のアクセスはたしかにありがたい存在です。ただ、ソーシャルメディアが今ほど普及する前は大きな影響がありましたが、影響力は着実に下がっていると感じます。
同じ趣味や志向のコミュニティからのアクセスがほしいなら、X(旧Twitter)とInstaglamを併用したほうが、広いユーザーにアプローチが可能です。無料ブログでもXやInstaglam、YouTubeとのリンクを簡単にできる機能を積極的に実装していっています。
複数のブログ開設でまとまりある情報発信
ブログを開設する方が、最初kら2つ3つのブログを作る計画をしていることは少ないと思います。
日記ブログで、何でも記事にするつもりの方であっても、複数ブログを作れるかは確認したほうが良いです。日記ブログとして気兼ねなく何でも投稿していたら楽しくなって、特定の趣味をまとめたブログを作りたくなるのはよく聞く話です。
趣味ブログやアフィリエイトブログの場合は、多くのテーマが混ざっていると専門性に欠けて良くないので、ブログを分けることをおすすめします。
確認したいのは、複数ブログを作る機能があるのかと、1アカウントで使えるデータ容量です。複数のブログを作れてもデータ容量が少ないと、満足の行く情報発信ができないので気を付けましょう。
ブログはWordPressで開設するのがおすすめ
ブログ開設におすすめのサービスを探していて、「WordPress」の名前を知った方が多いと思います。
無料ブログは基幹の部分が完成しているシステムを借りて、無料ブログ内の1カテゴリのように、自分のブログを開設するようなイメージです。
ブログの基幹の部分からサイト構築をするのが、WordPressブログです。
WordPress本体は、無料で誰にでも使用が認められたオープンソースのプログラムです。WordPressで作られたウェブサイトのシェア率は、世界で約43%と圧倒的に高いです。
自分でアフィリエイト広告の量をコントロールできる
WordPressは、アフィリエイト広告の掲載を他の人から制限を受けることがありません。自由にブログのジャンルに合った、条件の良いアフィリエイト広告を掲載できます。
アダルトジャンルやそれに類するジャンルは、レンタルサーバーの規約で掲載できない場合もあります。ブログで取り組む計画があるなら、対応したレンタルサーバーを選ぶ必要がああります。
アフィリエイト広告の種類だけではなく、広告を挿入する場所や量も自分でコントロールできます。読者が不快に感じない程度に、目立つ場所や購入したくなる箇所に追加して、広告の最適化が可能です。
主要なレンタルサーバーを使えば、自動広告が挿入されることもありません。レンタルサーバー会社は利用料金でマネタイズできているからです。
多彩なWordPressテーマから選んで自由なデザインが可能
デザインや機能のテンプレート的な役割をするWordPressテーマが数多く販売されています。それぞれにデザインの方向性やオリジナルの機能を持っています。選ぶテーマによって、同じWordPressブログであっても、全く違ったデザインの雰囲気や機能の配置ができます。
ブロックエディタになったことで、今まで以上に初心者でも簡単にブログ内容に合わせた個性あるデザインに仕上げやすくなっています。
必要な機能があれば、プラグインで欲しい機能をコンセントを差すように追加も可能です。
趣味や専門分野の情報を発信する場合にも、WordPressでブログを作るのがおすすめです。
余計な自動広告が入らず、ブログの内容に最適なデザインのほうが本格的である印象が与えられるからです。特に、ITやマーケティングの分野で、ブランディングを考えている場合、WordPressでないと権威性が下がるかもしれません。
SEOに有利な独自ドメインを使って検索から読者を集められる
WordPressは検索エンジンに対して、ブログの内容を的確に伝えられる構造を持っていて、基本的にSEOに強いです。人気のあるWordPressテーマではさらに、内部SEOが施されています。
ホストになるブログ作成サービスがないので、独自ドメインを設定してブログを開設します。ドメインの評価を高める段階からスタートする必要があり、最初のうちは閲覧数を伸ばすのが難しいと感じる場合も多いです。
コミュニティのポータルサイトがないWordPressでは、ソーシャルメディアの活用をして自分で記事を広める工夫も大切です。
複数のブログを開設して専門性のあるブログ運営ができる
WordPress本体は無料で誰でも使えるプログラムで繰り返し利用できます。WordPressテーマも購入者が所有している複数のサイトで使えることが多いです。
後は、WordPressの本体とテーマをインストールするレンタルサーバーの仕様で、開設できるブログの数が決まります。
サーバーの仕様上は、無制限にWordPressを設定できるケースが増えています。そのため、契約プランに含まれるデータ容量内であれば、いくつでもブログ開設ができます。人気のあるレンタルサーバーだと、十分過ぎるデータ容量が割り当てられています。例えば、10個程度ブログを作っても容量が足らなくなることは、ほぼないでしょう。
サービスが充実して指摘されているほど難しくはない
WordPressでブログの開設をおすすめすると懸念されるのが、ブログの立ち上げに知識が必要で自分にできるのか不安ということです。
- WordPress本体
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- WordPressテーマ
の4つを準備して、設定する必要があります。ユーザー登録だけで始められる無料ブログとの大きな違いです。
現代ではレンタルサーバー会社のサービスが充実して、レンタルサーバーの申し込みひとつで、デフォルト設定のブログ立ち上げが可能になっています。
プライバシー情報や決済情報の入力は必要ですが、専門的な知識は不要です。無料ブログとWordPressでの始める難しさは大差がなくなってきています。
トレンドのブロックエディタに対応しているWordPressテーマを選べば、HTMLやCSSなどプログラムに関する知識がなくても、快適にブログ運営が可能です。
良質なブログのコンテンツ作成を補助するオリジナルのブロックや機能が、多くのWordPressテーマに備わっていて、ブログ運営を手助けしてくれます。
JIN:Rのようなブロックエディタに対応したWordPressテーマなら、ブロックを組み立てるような操作でレイアウトをカスタマイズできて、マウス操作でほとんどの設定ができます。
最新のWordPressテーマを使うことで、パソコンスキルに自信がない方でも、ブログを楽しむことが可能です。
ブログの開設と継続に多少のお金が必要
WordPressに必要な4点の内、レンタルサーバーとWordPressテーマは有料です。WordPressテーマには無料もありますが、初心者であるほど有料テーマを使って、ブログ記事の作成に早く集中できる体制作りをおすすめします。
サーバーの利用料金は、月額換算すると1,000円前後です。本来、独自ドメインは有料ですが、無料で使用できるサービスが増えています。
レンタルサーバー代を支払うことで、無料ブログよりもコスト高になってしまいます。ただ、悪いことばかりではないです。
無料ユーザーが主体のブログ作成サービスでは、
- 無料ユーザーのブログに広告を挿入して採算性を確保する
- 運営会社の経営判断でブログ作成サービスを終了する
といったことが起こります。
一方でレンタルサーバー会社は、利用料金をもとにサーバーを運営管理していることで、
- ブログ内に自分の稼ぎにならない広告が表示される
- 自分の意志に反してブログが無くなる
といった問題がなくなります。
自分は有料プランを契約していても、運営会社が採算が取れないと判断したらブログが無くなることは、ひとりのユーザーとして避けられないリスクです。
せっかく苦労して育てているブログが無くならないための保険と考えると、月1,000円は高くないように感じます。
セキュリティ対策から自分で行う必要あり
WordPressはウェブサイトを作るシステムとしてのシェアが高いため、悪意あるシステムから不正アクセスの標的にされることもあります。
セキュリティ対策を自分で行う必要がありますが、専門的な知識を学んでプログラムを書いたり設定する必要性は高くないです。
- セキュリティ対策がしっかりとしたサーバーを選ぶ
- プラグインで不正アクセス対策と2段階認証のシステムを追加する
などで、対応ができます。
最近では、主要なレンタルサーバーだと、ブログのセキュリティが弱くないかの診断をするサービスも提供されています。
もしも目的に変化があっても柔軟に対応できる
ブログを開設するときは、目的をハッキリすることが大切です。
でも、
- 初めてのブログで目的を明確にするのは難しい
- ブログを書き続ける中で目的が変化してくる
ということは想像しやすい状況です。
WordPressでブログを作っていると柔軟性が高く、対応が可能です。他の人から制限を受ける部分がほとんどないので、自分の意志で自由にできるからです。
例えば、
- 日記ブログで反応が良かったカテゴリーを分割して、趣味ブログを別に作ろう
- 趣味ブログで交流目的だったけど、良いもの紹介してお金になるならアフィリエイト広告を貼ろう
といったことが可能です。ステップアップや路線変更のときに、これまでに培った経験が無駄になりません。
WordPressと無料ブログを比較
無料ブログとして知名度の高いアメーバブログとWordPressで、ブログ作成サービスを選ぶときに大切なポイントを比較してみましょう。
無料ブログを使うメリットが薄れてしまいますが、有料プランを使って、自動広告の非表示や独自ドメインの設定、デザインの制限解除などができます。
WordPressでブログの開設をおすすめする理由を知っていただけたなら、ブログ構築に必要なレンタルサーバーとWordPressテーマ、それと収益化を目的にするんら登録しておきたいASPもご紹介します。
ブログの初心者に優しいおすすめサーバー
WordPressでブログを開設するには、まず、サーバーを準備する必要があります。
WordPressの本体とテーマ、トップページのデザイン、ブログ記事などのコンテンツデータは、常に誰でもアクセスできる場所に保存しておく必要があります。サーバーがブログのコンテンツデータを保存して、アクセス可能にしておく役割をしています。
ブログやホームページなどのウェブサイトを作りたい人に、用途にあったサーバーを貸し出してくれるのが、レンタルサーバー会社です。
レンタルサーバーを契約することで、
- 故障やトラブルの対応
- サーバーの復旧
- メンテナンス
- 最新技術の導入
- 安全性の高いセキュリティー体制
- サーバー機材のアップグレード
- 定期的なデータバックアップ
を任せられて、手軽に99.99%のとても高い稼働率の恩恵を受けられます。
無料ブログでは運営会社が準備したサーバーを使っていますが、WordPressでは自分の目的にあった性能の良いサーバーを吟味して契約できます。
サーバー選びで注目したいポイント
- サーバー処理速度No.1と表示されている
- WordPress本体が簡単にインストールできる
- セキュリティ対策に力を入れている
- バックアップ機能が標準で使える
- 複数のサイトが運営できる
- アクセスが集中しても安定している
サーバー処理速度No.1とアピールされているレンタルサーバーを選ぶのは当然として、特筆したいのは次の4つです。
必ずWordPress本体を簡単にインストールする機能があること
ブログを立ち上げるには、
- コンテンツを保存するサーバーを準備して
- URLになるドメインを契約し紐づけて
- ウェブサイトを構築するWordPress本体をインストールして
- デザインテンプレートになるWordPressテーマを本体にインストール
の手順があります。
元々は別々に行う作業で、知識が必要で手間がかかりました。初心者では挫折してしまうポイントになっていました。
人気のあるレンタルサーバーでは、サーバー契約からWordPress本体のインストールまでを、レンタルサーバー申し込みのときに一緒にできるサービスを提供しています。
WordPressを簡単にインストールしてくれるサービスがないと、挫折するポイントが増えてしまいます。他の条件が良くても、WordPressを簡単にインストールする機能がないと避けたほうが良いです。
セキュリティ対策に力を入れていること
WordPressを使ったサイトは世界的なシェアが約43%と高く、悪意のあるアクセスの標的になりやすい側面があります。ブログのデータを守ることや他のサイトに迷惑をかけないためにも、サーバーのセキュリティ対策が充実していることが大切です。
WAFはレンタルサーバーが標準的に採用しているセキュリティ機能のひとつで、不正なアクセスや攻撃から守ってくれる最低限必要な仕組みです。
URLが「https://」で始まる無料SSL化は、必須と考えてください。
SSLはインターネット上のデータ通信を暗号化する技術です。読者とサーバー間でやり取りされるデータが暗号化され、第三者に盗み見られたり改ざんされたりするリスクが下がります。
Google Chromeを始めとする多くのブラウザでは、SSL化していないと「保護されていない通信」と警告が表示されるようになりました。警告の表示が出ると、せっかくの読者がブログにアクセスしてくれなくなります。
個人が始めるブログの場合は、サーバー会社の独自SSLでよいので、無料で簡単に設定できるレンタルサーバーを選びましょう。
もしものときの保険になるバックアップをしてくれること
ブログのコンテンツデータは自分で契約したサーバーに保存しているだけです。もしもデータがクラッシュしたら簡単に消えてしまいます。
定期的にバックアップを取って、自分でコンテンツデータを保存しておく必要があります。
WordPressに機能を追加するプラグインで、定期的なバックアップを設定する人が多いです。レンタルサーバー側でも自動でバックアップデータを保存してくれていると、とても安心してブログ運営ができます。
2種類のバックアップ方法があることで頻度が増えて、保存までの間隔が短くなり、いざというときに失われるデータ量が減る可能性が高まるからです。
将来的な可能性を見越して、複数のブログ開設に対応していること
ブログをこれから開設する人が、始めから複数ブログを作る計画を立てていることは少ないでしょう。ブログ運営を続けていると、さまざまな理由で新しいブログを始めたくなるときがあります。そのたびに、新しいサーバーを契約していては、料金が高くなってしまいます。
1つのサーバーに1つのブログである必要はなく、サーバーの仕様と容量が許せば、複数のブログが1つのサーバー内に作れます。
複数のブログを作れる仕様のサーバーか判断できるのは、マルチドメインとMySQL、ディスク容量の項目です。
- マルチドメインは、設定できるドメインの数
- MySQLは、設定できるデータベースの数
- ディスク容量は、保存できるコンテンツの量
主要なレンタルサーバーでは、マルチドメインとMySQLが無制限な場合が多いです。ディスク容量は、1番下のプランでも300GBや500GBなど十分な容量が割り当てられています。
ちなみに、私はブログを2サイト運営していますが、30GBしか使用していないです。
分かりやすさと新技術の取り組みが特徴のConoHa WING
これからブログを開設する方におすすめできるのは、ConoHa WINGです。75万アカウントを突破して、急激に利用者数を増やしている大人気のレンタルサーバーです。
ConoHa WINGの特徴は、初心者にも分かりやすい操作性と画面デザインが挙げられます。もちろん、サーバー性能や機能も充実していますが、始めやすさや使いやすさを重視する方に最適です。
- サーバー処理速度No.1と明記されている
- 「WordPressかんたんセットアップ」がある
- WAFと無料SSLに対応
- 1日1回のバックアップが無料
- マルチドメインとMySQLが無制限。ディスク容量は300GB〜
- 転送量目安が無制限。(サーバー落ちの心配なし)
初心者が安心して始められるサービスが充実
ブログを開設するときに他に必要な
- WordPress本体
- 独自ドメイン
- WordPressテーマ
を一括で設定してくれる「WordPressかんたんセットアップ」が無料で使えます。
レンタルサーバーを申し込みするときに「WordPressかんたんセットアップ」を利用すれば、1回の申し込み手順を進めるだけで、ブログの立ち上げができます。
初心者でもConoHaアカウント情報や決済情報などの基本的な情報を入力するだけの簡単な操作で、設定に迷い挫折することなく、ブログが始められます。
ConoHa WINGで扱っているWordPressテーマは、テーマの公式ページより割引価格で購入できます。
JIN:R、JIN、SANGO、THE THOR、Emanon Pro、Emanon Business、GOLD BLOG、THE SONIC
最新技術や新サービスが利用可能
新しい技術を取り入れたサービスも積極的に提供しています。
- SEOツール「Blog Creator」
- ネットde診断
- GMO順位チェッカー
- WordPress初期化
Blog Creatorは、ConoHa WINGが提供するAIライティングツールです。
ブログ記事を書くために必要なキーワード調査から、記事構成や本文の生成まで対応しています。生成AIを使ったブログ記事を書く手間の削減ができます。
ネットde診断は、ウェブサイトの脆弱性診断をするサービスです。毎月1回無料で、セキュリティに問題や弱いところがないか診断を受けられます。
GMO順位チェッカーは、Googleなど検索エンジンの表示順位やキーワードの提案、上位表示の難易度などが確認できるSEOツールです。
WordPress初期化は、単純にWordPress本体を初期化してブログをリセットするだけのサービスではないです。
記事やインストール済みのWordPressテーマ、プラグインを引き継いだ状態で、WordPressを初期化できます。そのため、全てを始めから設定し直すよりもリスタートが早くなります。
不正アクセスをされた場合やWordPressを根本的にやり直したいときに役に立ちます。
ブログの開設におすすめプラン
ConoHa WINGには、通常とWINGパックの2種類料金タイプがありますが、特別な理由がなければ、WINGパックを申し込みましょう。
プランは、ベーシックプランで十分です。ブログが育って不自由を感じればプラン変更をすれば大丈夫です。
アクセス数が増え始めるなどブログ運営の結果が現れるには少し時間がかかるので、短くても契約期間は12カ月がおすすめです。
WINGパックのベーシックプランを契約期間12カ月で申し込みした場合、月額換算すると1,089円です。頻繁に期間限定のキャンペーンがありますので、タイミングが合えば更に安く契約可能です。
ブログ初心者におすすめのおしゃれなWordPressテーマ
WordPressテーマは、ブログのデザインや機能に関係するテンプレートのような存在です。使用するテーマにより、デザインの方向性や記事で使える機能が変わります。
初めてブログを開設する方には、ウェブ組み立て工房でも使っている「WordPressテーマ JIN:R」をおすすめします。
デザイン性が高いと評判でオリジナル機能も充実していて、初心者に優しい設計のテーマです。
オリジナル機能のデザインプリセットを使って、自分のブログのトップページを簡単に設定できます。デモページ一覧に表示されている20種類以上ある、外注したかのようなデザインの中から選んで何度でもダウンロードできます。
ゼロから思い通りにトップページをデザインするのは案外難しいので、おしゃれなデモサイトをベースに始められて助かります。もちろん、オリジナルブロックを使って自由にカスタマイズもできます。
JIN:Rのオリジナルブロックは、19種類あります。ブロックを組み立てるような直感的な操作で、ブログ記事やトップページ、カテゴリーページを自分らしくカスタマイズできます。
ボタンやボックス、吹き出し、ブログカードといった定番の機能から、画像リンクが作れるリッチメニューや様々な条件でブログ記事を並べて表示できる記事リストなど、種類が豊富です。
ConoHa WINGで2024年10月から始まった「WordPressテーマクイックテンプレート」にいち早く対応しています。WordPressかんたんセットアップで、JIN:Rを同時購入した方が対象のサービスです。
WordPress管理画面に初めてログインする時点で、ブログ向けにデザイン設定をした状態になっています。あとは、文章と画像を差し替えるだけですぐにブログ運営がスタートできます。
JIN:Rの大きな特徴だったデザインプリセット機能で初期デザインを整えることでさえ、レンタルサーバーの申し込みと同時に終わります。
さらに、ConoHa WINGでWordPressかんたんセットアップを使ってJIN:Rを同時購入すると、1,000円安い特別価格で購入できます。
JINも同じ開発元で良いWordPressテーマではありますが、これからブログを開設するなら、ブロックエディタ完全対応のJIN:Rを選びましょう。
収益化を目的で始めるなら、もしもアフィリエイトも登録
ブログを開設して収益化するには、アフィリエイト広告の成果報酬を受け取る方法が一般的です。
アフィリエイトでの登場人物は、ブログ運営者と広告主、読者、ASPです。
- ブログ運営者がアフィリエイト広告を掲載して
- アフィリエイト広告をクリックした読者が購入または申し込みをすると
- 広告主が紹介料として成果報酬をブログ運営者に支払う
という仕組みです。
ただ、直接ブログ運営者と広告主が商談していては、管理の手間が大きくなってしまいます。そこで、広告をまとめて取り扱い、ブログ運営者と広告主を仲介する存在が、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)という会社です。
ASPがより多くの広告主の企業を探してきてくれるおかげで、ブログに気軽に掲載できる商品やサービスが増えます。成果報酬のやり取りもASPが広告主からまとめて受け取り、ブログ運営者に分配しています。そのため、成果報酬が未払いになる心配がなくなります。
ブログを開設したばかりの方におすすめしたいASPは、もしもアフィリエイトです。
もしもアフィリエイトの大きなメリットは次の2つです。
- W報酬制度で12%のボーナス報酬
- Amazonと楽天市場の提携に有利
W報酬制度は、広告主が提携条件に書いている報酬金額に加算して、「もしも」が12%ボーナスとして報酬の上乗せをしてくれる制度です。
同じ条件で複数のASPに広告を出している企業はあります。同じ成果を出したのなら、少しでも多くの報酬がもらえるほうが嬉しいです。ただ、Amazonと楽天グループはさすがに対象外です。
Amazonアソシエイトと直接提携するには、3件のアフィリエイト実績が必要です。読者を集めてAmazonの商品を3点以上販売するのは、ブログを始めたばかりではかなり難しいです。もしもアフィリエイトを通すと、ブログの審査に合格するだけで提携できます。
もしもアフィリエイトを通して楽天アフィリエイトと提携するメリットは、成果報酬の受け取り条件の改善です。直接だと、報酬は楽天キャッシュで支払われます。3カ月連続で月間3,001円以上の報酬があり、審査に合格したら銀行振込ができます。
難しい点は、累計ではなく月間の報酬金額であることと、過去3カ月ではなく3カ月連続という条件です。
もしもアフィリエイトでは、現金で報酬が受け取れて他の成果報酬と合算で1,000円以上で銀行振込になります。
買った商品を紹介するのに便利なのが、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトです。趣味や日記のブログでも、使って良かったモノを紹介する記事を書くことは多いです。提携しておいて損はないアフィリエイトプログラムです。
2つの大きなメリットは、「がんばる個人のためのアフィリエイト」とホームページでアピールされている姿勢がよく現れていると感じるサービスです。
どうしてもブログを続ける自信が持てない方におすすめ
ブログを開設する目的が「ブログから収益を得たい」であれば、WordPressで頑張っていただくしかないと考えています。
一方で、
- 趣味や専門分野の情報を共有したい
- 日々の出来事の日記を綴りたい
という目的の場合は、ブログ作成サービスという選択肢もあります。
WordPressだと最初に35,000円ぐらいの出費があるので、ブログ運営を続ける自信がないと、一歩踏み出しにくいと感じる方もいると思います。
- ブログの収益化が目的ではない
- 長くブログ運営を続ける自信がない
- ブログにはお金をかけられない
というときに候補になるのが、はてなブログです。
無料プランで始められて、いちばん大切なブログ記事を書く部分で、十分な機能があり困ることがありません。
130種類以上あるスマートフォンにも対応したデザインテーマから選んで、簡単にインストールできます。また、トップページの背景に画像を設定したり色を変更したりと、簡単な手順でカスタマイズ可能な項目が多いです。
はてなブックマークなどの機能で、はてなIDを持つ者同士の交流が活発で、ブログを開設した初期から読者が来る期待が持てます。
はてなブログも無料ブログなので、自動広告は表示されます。ただ、他の無料ブログと比べると、とても広告の量は少なく感じます。趣味や専門分野の情報ブログ、日記ブログでも、雰囲気が壊れにくくて使いやすい無料ブログです。
ブログ運営を続けていく中で、収益化を目的にしたブログを始めたくなっても、はてなブログの中で続けていけます。ブログ作成サービスを変えると、蓄積された学びが100%活用できないので、目標を変えても継続できるメリットは大きいです。
無料プランでもアフィリエイト広告は認められていますが、本格的にブログを収益化するのには向いていません。有料プランのはてなブログPROにアップグレードがおすすめです。
- 自動広告を非表示にできる
- 独自ドメインを設定できる
- 固定ページを表示できる
1カ月コースで1,008円、1年コースで月額換算703円です。他にドメイン代が必要ですが、レンタルサーバー料金と比べても、決して高い金額ではないです。
まとめ:簡単な手順に進化したWordPressで始めよう
ブログの開設をしたい方に向けて、おすすめのブログ作成サービスをご紹介しました。
ブログの収益化が目的の方はもちろん、基本的にはWordPressがおすすめです。
- アフィリエイト広告の可否
- 自動広告が挿入される量
- デザインのカスタマイズ性
- 閲覧数の伸ばしやすさ
- 複数のブログを開設できるか
といったチェックポイントと比べても、無料ブログよりもWordPressのほうが自由度が高く有利です。
WordPressでブログを開設するときに1番不安なのは、サイトの立ち上げが初心者の自分にできるのかということではないでしょうか。
現代では、レンタルサーバー会社で、WordPressのインストールから独自ドメインの取得、WordPressテーマのインストールまで対応したサービスを展開しています。
パソコンに詳しくなくても、1回の個人情報と決済情報を入力するだけでブログを始められます。
当サイトで使用しているWordPressテーマ JIN:Rは、デフォルト状態のサイトを簡単におしゃれなデザインに着せ替えるオリジナル機能を持っています。
過去に比べ、どんどんとブログの開設で初心者が挫折する手順をする必要がなくなっています。進化し続けているWordPressの環境でブログを開設してみてはいかがでしょうか。
この記事が、JIN:Rを利用してブログを始めようかと検討されている方のお役に立てれば幸いです。