JIN:Rのデモサイトを深掘ります。初心者向けでも機能満載!
JIN:Rのデモには良いものが多いんだけど、どれにしようか迷ってしまって。どんな違いがあるんだろう?
初めての人向けでも十分な機能とカスタマイズ性があるので、一緒に見ていきましょう。
簡単にサイト設定を終わらせてブログ記事を書くことに進みたいけれど、いかにも安っぽいテンプレな状態は嫌だと思う人は多いのではないでしょうか。
ブログを立ち上げるなら、手間は最小限でもデザインが整った状態でスタートしたいと思いませんか。そこで役に立つのが、20種類以上あるWordPressテーマ JIN:Rのデモデザインです。
この記事では、”初心者におすすめ”と紹介されているデモサイト8種類の特徴や設定の違い、使用しているブロックの違いを紹介します。
この記事を読めば、初心者向けのデモデザインの組み合わせ内容とアレンジできることがわかります。
ブログサイトのデモサイト選びやデザインに迷っている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
もし、WordPressテーマを「JIN:R」にしようかと迷っているなら、あなたの決断を後押しする情報になっていると思います。
8種類ある簡単設定のデモサイト
初めてブログを立ち上げる人にもおすすめな8種類のDEMO Ver2を紹介します。
引用元:JIN:R 公式サイト デモ一覧より抜粋
JIN:R公式サイトのデモ一覧はこちらから確認できます。Ver2のデモデザインはイメージカラーの違いで、ブログイメージを作り上げています。
- Milk Chocolate : 明るい茶色がイメージカラーで、暖かみを感じる暖色系です。
- Cuty Pink : ピンク色がイメージカラーで、POPで明るく遊び心を感じる暖色系です。
- Healing Green : 明るい黄緑色がイメージカラーで、自然を感じる清しさがある寒色系です。
- Toy Yellow : オレンジに近い黄色がイメージカラーです。明るく元気な印象を与える暖色系です。
- Sky Blue : 水色がイメージカラーで、開放感を感じさせる寒色系です。
- Ocean Blue : 紺色がイメージカラーです。落ち着きがあり信頼と安心感を感じる寒色系です。
- Egyption Green : 深い水色がイメージカラーです。リラックスした気分や落ち着きを感じる寒色系です。
- Navy Blue : 深みのある青色がイメージカラーで、専門性や権威を感じる寒色系です。
一般的に暖色は暖かさや活動的な感情を促進する色で、寒色は落ち着きや冷静さを促進する色と言われています。
私が感じた用途分けは次の通りです。
- ライフスタイルなどカスタマー向けの情報発信に向いている:1から4
- ライフスタイルもワークスタイルもノマド系の情報発信に向いている:5と7
- プロフェッショナルなビジネス関係の情報発信に向いている:6と8
どのデモサイトを選んでも使っている機能やオリジナルブロックは一緒で、選択した設定内容が少し違うだけです。もし迷うのであれば、再現性の難しいイメージカラーを基準にして選んでも大丈夫です。
公式サイトのDEMO LISTでは、恐らく Healing Green と Toy Yellow の画像(デモサイト)が入れ違いで表示さています。紹介はデモサイトのイメージは名前をもとに紹介しています。
初心者向けデモサイトのそれぞれの違い
引用元:JIN:R 公式サイト デモ一覧より抜粋
デモサイトのデザインには、基幹部分と固定ページ、ウィジェットの3つが含まれています。
基幹部分と呼ぶのは専門的には正確ではないかもしれませんが、便宜的に固定ページで設定しない部分と考えてください。
エリアごとのブロックや機能の組み合わせ
基幹の部分
インフォメーションバーとサイトタイトル・ロゴ、グローバルメニュー、記事スライドショーが組み合わさっています。
記事スライドショーは一番下で固定ですが、インフォメーションバーやサイトタイトル、グローバルメニューの順番はデモサイトで変わります。
固定ページの部分
- 背景の上に、デザイン見出しと記事リスト
- 背景の上に、デザイン見出しと記事リスト、タグクラウド
- 背景の上に、デザイン見出しとボタン
- プロフィール
のブロックの組み合わせと順番になっています。
1と2の組み合わせを入れ替えたり、プロフィールにも背景を追加し枠線を表現しているデモサイトもあります。
ウィジェットの部分
トップページではなく、個別記事のページで共通して、記事の横に表示される部分です。
プロフィールと検索、最後に目次は共通で、その下がデモサイトにより変わります。
- 記事リスト
- デザイン見出しと記事リスト
- リッチメニュー
この3つのパターンがあります。
オリジナルブロックや機能の設定の違い
DEMO Ver2 | #1 | #2 | #3 | #4 | #5 | #6 | #7 | #8 |
インフォメーションバー | 上 | 下 | 上 | 上 | 下 | 下 | 下 | 上 |
サイトタイトル | 中央 | 左側 | 中央 | 左側 | 中央 | 左側 | 左側 | 左側 |
グローバルメニュー | 中央 | 右上 | 中央 | 右上 | 右上 | 右上 | 右上 | 右上 |
記事リスト 1 | PV | PV | PV | PV | PV | 新着 | 新着 | 新着 |
記事リスト 2 | 新着 | 新着 | 新着 | 新着 | 新着 | PV | PV | PV |
ボタン | 楕円 | 楕円 | 楕円 | 楕円 | 四角 | 四角 | 楕円 | 楕円 |
プロフィール | 枠有 | 枠無 | 枠無 | 枠無 | 枠無 | 枠有 | 枠有 | 枠有 |
サイドバーパターン | a | b | b | a | a | c | a | c |
JIN:Rのデモサイトにある初心者向けデザインの違いを一覧表にしました。
インフォメーションバーの位置が、サイトタイトルやロゴの上側と下側の違いがあります。サイトタイトル(ブログ名)の位置は、中央と左側の2通りです。グローバルメニューの位置も中央と右上の2通りあります。記事スライドショーは、全て同じでした。
記事リストは、PV順と新着順の違いがあります。PV順は縦長カード、新着順はテキスト(記事タイトル)で表示される設定です。プロフィールのデザイン設定は共通なのですが、背景ブロックを使って、枠線を付けたデモもありました。ボタンは楕円形と角丸の四角の2種類あります。
サイドバーパターンは3パターンあり、次のようにまとめました。
- a:プロフィール、検索、記事リスト
- b:プロフィール、検索、デザイン見出し、記事リスト
- c:プロフィール、検索、リッチメニュー
WordPressの管理画面から、それぞれの表示位置や順番を後で変更も可能です。
使われているオリジナルブロック
デモサイトで使われている機能やブロックをエリアごとに紹介していきます。
基幹部分の機能
- インフォメーションバー
- サイトタイトル・サブタイトル、ロゴ
- グローバルメニュー
- 記事スライドショー
WordPressのブロックやJIN:Rのオリジナルブロックで作られている場所ではないです。そのため、カスタマイズは用意された中から選ぶことになります。表示の位置や機能を新たに足すことは素人には難しいエリアです。
インフォメーションバーは、いちおしの記事やPR商品、プロフィールページなど、特定のURLへのリンクで誘導することができます。表示の位置をサイトタイトルなどのヘッダー上側と下側が選べ、非表示にすることも可能です。テキストとボタンがあり、自分で考えた文章に書き換えできます。ボタンなしのデザインを選ぶと、カラー帯がボタンの役割をします。
サイトタイトル・サブタイトル、ロゴは、トップページや検索結果に表示されるブログの名前を設定します。サブタイトルは空欄でも問題ありません。サイトのロゴ画像も設定できます。ロゴを設定した場合は、サイト上ではロゴが優先されてサイトタイトルがテキストで表示されないです。表示の位置は、左寄せと中央が選べます。ロゴの大きさは、PCとスマホで分けて設定できるので、それぞれで一番いい状態にできます。
グローバルメニューは、サイトの上部にメニューを設置できます。メニューには、記事やカテゴリーなどから自由に選び設定できます。表示の位置は、中央と右上が選べ、非表示も可能です。文字の大きさの調整が可能で、表示デザインやマウスを持っていったときのアニメーションも選べます。
記事スライドショーは、画像付きで記事のリンクを表示できます。右から左にブログカードが流れていき、トップページに動きをつけられます。記事スライドショーに設定した記事を目立たせる効果があります。画像の大きさとデザインは、フォーカスとマガジンから選択できます。表示させる記事は、新着順と記事を指定する方法があります。ブログカードが流れていくアニメーションの速さも選べます。
固定ページのオリジナルブロック
- 記事リスト
- 背景
- デザイン見出し
- タグクラウド
- ボタン
- プロフィール
記事スライドショーの下は、固定ページとなっていてJIN:R オリジナルブロックを中心にデザインされています。
記事リストは、公開済みの記事をリンク付きで一覧表示できます。表示する記事の種類は、新着順、カテゴリーを指定、PV順、特定の記事を指定、から選べます。最大の表示数も変更できます。表示するデザインは、縦長、横長、スライド、タイトルのみの4種類あり、縦長、横長は横に並べる数(カラム)も選べます。表示デザインはPCとスマホで分けて設定できます。
背景は、装飾のために他のブロックの背面に設置します。もちろん色を選べます。他にも、影の有無や枠線のデザイン、ドットや斜め線など模様が選択できます。さらに、画像を設置することも可能です。
デザイン見出しは、見出しタイトルやサブテキスト、アイコンなどで装飾できます。テキストやシンボルの表示を左寄せ、中央寄せから選べます。シンボルとなる番号やアイコンの種類とデザインと色も変更できます。
タグクラウドは、記事に設定している記事タグを一覧で表示します。タグから記事の検索ができます。表示するタグの数と文字の大きさが選べます。
ボタンは、テキストを表示して特定の記事やURLにリンクできます。アフィリエイトタグの設置も可能です。表示位置は、右、左、中央から選択できます。ボタンのデザインやマイクロコピーの有無、矢印アイコンの有無、矢印の種類をカスタマイズできます。
プロフィールは、筆者のアイコンやプロフィール、SNSフォローボタンを表示できます。デザインは2種類から選べて、SNSフォローボタンの表示非表示、ボタンの色が選べます。
ウィジェット部分のブロック
- プロフィール
- 検索
- デザイン見出し
- 記事リスト
- リッチメニュー
記事のページで、記事の横に共通して表示される部分です。
リッチメニューは、画像に記事やカテゴリーなどへのリンクを設定できます。画像とメニュー名は、リンク先の記事のアイキャッチ画像やタイトルと連動していないです。そのため、別途イメージを設定した画像やタイトルを使ってメニュー化できます。正方形を含む複数の選択肢から画像の縦横比を選べて、メニュー名は表示非表示と表示する場所を選べます。PCとスマホで、横並びで表示する数(カラム)を分けて設定できます。
カスタマイズ性について
機能やオリジナルブロックの設定を変更することで、手軽にカスタマイズができてオリジナルのサイトが作れます。WordPressやJIN:Rに慣れてきたら、オリジナルブロックを固定ページの部分に追加して、機能を足すこともできます。選択できることが多いので、初めは迷子にならないようにマニュアル通りで十分です。それでも、良いデザインの状態に仕上げられます。
各項目の詳しい設定方法は、公式のマニュアルサイトを参考にしてください。
JIN:R公式マニアルは、こちらから確認できます。デモのデザインをインポートする手順
JIN:R のオリジナルでとても便利なデザインプリセットを使えば、デモデザインを自分のブログに適用できます。
デモサイトがサムネイル表示されます。プレビューをするなど、イメージ通りか確認をします
ダウンロードするだけでそのままでデザイン設定が変更され、他の操作は必要なく見た目が変わります。
デザインプリセットを使った初期設定の公式マニアルはこちらです。DEMO #1~#8をインポートした人用の専用のマニュアルがあります。その手順に沿って諸々の設定を進めましょう。
DEMO #1から#8の公式マニアルはこちらです。まとめ:十分な機能とオリジナルにアレンジが可能
JIN:Rの公式サイトにあるDEMO Ver2 の#1から#8まであるデモサイトを詳しく紹介してきました。
初心者向けとされているDEMO Ver2ですが、8パターンのイメージカラーで、綺麗にデザインされたデモサイトが揃っています。
デモサイトで使っている機能やオリジナルブロックは、#1~#8でほとんど変わりなく、ブログ運営に必要な機能が十分に備わっていました。
使っているものが同じでも、メインカラーの変更や表示位置の調整、表示設定のカスタマイズで、サイト訪問者に与える印象に変化をつけるデザインがされています。
表示の位置や設定は、選択肢の中から選ぶだけですぐに変更できるので、自分でアレンジが気軽にできてしまいます。
私は、色が決まるとブログ全体がオシャレに見えると思うので、色を軸にして選ぶのも良いと思います。
この記事が、JIN:Rを利用してブログを始めようかと検討されている方のお役に立てれば幸いです。