新技術先取りのシン・レンタルサーバーは国内最速で高コスパが特徴
月額でお金かかるレンタルサーバーは安い方がいいけど、サーバー速度と安心感も欲しい。欲張り過ぎかなぁ。
シン・レンタルサーバーにすれば、理想の状態が手に入りますよ
毎月の利用料金がかかるので安いレンタルサーバーにしたいと思うのは当然です。でも、サーバー速度や初心者にも優しいサービスを犠牲にすることは避けたいですよね。
そこでこの記事では、「シン・レンタルサーバー」という新しく登場したレンタルサーバーを紹介します。
この記事を読めば、シン・レンタルサーバーの概要と特徴、長い実績を誇るエックスサーバーとの違いがわかります。
新技術を積極的に取り入れた国内最速サーバーのことや、シンプルでコストパフォーマンスに優れた料金プランを知りたい方は、ぜひ最後まで読んでください。
シン・レンタルサーバーの基本情報
シン・レンタルサーバーのサービス概要
- サービス名:シン・レンタルサーバー
- 運営会社:シンクラウド株式会社
- 提供開始:2021年5月
- サポート窓口:電話 平日10時〜18時 (メールサポートあり)
「シン・レンタルサーバー」は、2021年5月にwpxシン・レンタルサーバーとして提供をスタートしたまだ新しいレンタルサーバーです。ただ、運営会社はエックスサーバー株式会社で、国内シェアNo1で20年以上の運営実績のある「エックスサーバー」も提供しています。
新規参入の企業やベンチャー企業などが始めたレンタルサーバーではなく、サーバー運営の経験値がある企業のサービスです。そのため、安心感があります。
サポート窓口はメールだけではなく、電話サポートにも対応しています。チャットボットは導入されていないです。新技術を提供していることやサービス提供の期間、利用者の数などの関係で、事象に対して画一的な回答が難しいのではないかと思います。
エックスサーバーとの棲み分け
会社名とサービス名が一緒なので少し混乱しますが、「エックスサーバー」と「シン・レンタルサーバー」は、同じエックスサーバー株式会社が提供するサービスです。それぞれに明確なコンセプトの違いがあります。
「シン・レンタルサーバー」は安さと革新性、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いたサービスです。
「シン・レンタルサーバー」では、新機能の迅速な導入やコスパを重視する一方、「エックスサーバー」では、安定性や充実したサポート体制を重視しています。
エックスサーバーは、最高性能に加えて安定性とアクセス耐性に重点を置いています。そのため、最新機能は検証を重ねて慎重に導入を決めます。
シン・レンタルサーバーは、高速性と新技術の迅速導入に重点を置いています。最新技術を積極的に導入して、最先端のサーバー環境の提供を目指すサービスです。
国内シェアNo.1で顧客数が多いため、エックスサーバーではしっかりと検証する体制が敷かれています。一方、フットワーク軽く最新の高速化技術をいち早く取り入れるのがシン・レンタルサーバーと言えます。
シン・レンタルサーバーでは、一般的なレンタルサーバーでは運用が難しいアダルトサイトの運用も可能になっています。もちろん、法律と規約を守った上でです。
エックスサーバーでは、契約したときに同時インストールできるWordPressテーマを多くの有料テーマと無料テーマから選べます。しかし、シン・レンタルサーバーでは有料のXWRITEと無料のCocoon、Lightningの3種類のみです。
シン・レンタルサーバーの特徴
「シン・レンタルサーバー」は、国内シェアNo.1でサーバー速度No.1のエックスサーバーのシステムをベースにできています。そのため、同じ高機能で使いやすさを重視した管理ツールが整っています。互換性が高いため、多くの利用者によるノウハウが流用できる場面もあります。
多くのレンタルサーバーでは「稼働率99.99%」と表示されでいますが、シン・レンタルサーバーでは非公開です。非公開だから障害が多いと決めつけは早計で、新しいレンタルサーバーなので総稼働時間が他に比べ短く、同程度の障害発生でも相対的に稼働率は低くなってしまいます。
新技術を積極的に取り入れた国内最速サーバー
シン・レンタルサーバーは、このような多くの新技術を導入しています。
- KUSANAGIの高速化技術を導入
- Xアクセラレータ Ver.2を搭載
- X PageSpeedを実装
- NGINXを採用
- 最新48コアCPU(AMD EPYC Rome世代)を採用
- オールNVMe RAID10を採用
KUSANAGIはWordPressで作ったサイトの高速化技術です。チューニングされた仮想のコンピューター環境を提供し、サイトの読み込み時間を大幅に短縮します。この技術は世界最速クラスの実行環境で、すでに累計稼動台数は4.9万台を超えています。
PHPの大幅な高速・安定化でサイトパフォーマンスを向上させるXアクセラレータ Ver.2を搭載しています。キャッシュなしでPHPの処理速度が20倍になり、最大10倍WordPressのサイトの読み込みが早くなります。これによりサイト表示の速さと安定をサポートします。
Googleが開発した「PageSpeed Module」をもとに、エックスサーバーが開発したWebサイト最適化機能が、X PageSpeedです。Webサイトの表示が最適化されページの読み込み時間を短縮できます。
NGINXは、多くのアクセスが集中する場面でも高速で安定した性能を提供するウェブサーバーソフトウェアです。ウェブページの読み込みを迅速化することで、大量のトラフィックが集中してもWebページがスムーズに表示されるように支援します。
ハードウエア面でも、最新の48コアCPU(AMD EPYC Rome世代)を搭載した国内最高クラスの超高性能サーバーを使用しています。
記憶装置のストレージにオールNVMe RAID10を採用することで、従来のオールSSD環境と比較して読み込み速度を最大約21倍向上させています。同時にミラーリング構成で、万が一の障害にも備えられています。
シン・レンタルサーバーの高速化技術を一度試してから決めたいという人もいると思います。10日間の無料期間があり、表示速度や管理画面の使いやすさを確認してから契約が可能です。
分かりやすい・始めやすい・続けやすい料金プラン
シン・レンタルサーバーの料金プランは変動枠がなくて、分かりやすい料金体系です。
- ベーシック、スタンダード、プレミアム、ビジネスと4つのプラン
- 3カ月から最長36カ月の5つの契約期間
- 初期費用無料
4つのプランで違うのは、vCPUとメモリー、ディスク容量だけです。
ベーシックプランで「6コア、8GB、300GB」と同等クラスのレンタルサーバーと一緒です。
シン・レンタルサーバーの各サーバーのスペックは128コア vCPU 1TBメモリもあります。このリソースを仮想技術を通じてサーバーをレンタルする人に割り当てられます。サーバーのリソースは契約者のプランごとに上限があり、他のユーザーの影響を受けない仕様になっています。
単純明快な料金プランで、ベーシックプランの契約期間による料金の違いは、
- 3カ月で、2,970円(990円/月)
- 12カ月で、10,560円(880円/月)ここから長期契約の割引。
- 36カ月で、27,720円(770円/月)
と、とてもコストパフォーマンスに優れています。
高性能で安定サーバーとして知られているエックスサーバーのシステムをベースにしているのに、同じスペック帯で比較しても最安クラスです。
キャンペーンが行われることもありますので、期間中に契約するとさらにお得にオリジナルサイトをスタートできます。
初めてサイトを立ち上げるときはベーシックプランで十分な性能を持っています。契約後も月単位でプラン変更が可能なので、不満が出てからアップグレードすれば大丈夫です。
シン・レンタルサーバーの公式ページで料金の最新情報を確認する独自ドメインが1つ永久無料
シン・レンタルサーバーを契約期間中は、独自ドメインを1つ永久無料で契約できます。
とてもコスパの優れたレンタルサーバーなのに、人気の.comや.netなどから選んで自分だけのURLが契約できるのです。
本来「.com」は、取得で1,180円と更新で1,793円の費用がかかります。
さらに、もう1つ独自ドメインを1年間無料で契約できます。こちらは永久無料ではないので、2年目以降の更新料は支払う必要があります。
独自ドメインをとても大雑把に説明すると、インターネット上の自分のウェブサイトのアドレスのことです。「google.com」でいうと、「google」の部分をオリジナルで契約するということです。
データの暗号化でセキュリティを高める独自SSLも、無料で利用可能です。
初心者にも優しいサービスが充実
シン・レンタルサーバーには、簡単にWordPressをインストールするメニューが2つあります。
一つは、WordPress簡単インストールです。サーバー管理画面にあるメニューを選び、サイトURLなどの必要な項目を入力するだけで、簡単確実にインスールできます。
もう一つは、レンタルサーバーを申し込むときに「WordPressクイックスタート」を利用する方法です。こちらも画面に従い希望する独自ドメイン名やブログ名などを入力すれば、WordPressもインストールされている状態で契約スタートできます。
このクイックスタートで注意したいのは、10日間無料が利用できないことだけです。
また、自動バックアップ復元機能も標準装備で、無料で利用できます。
シン・レンタルサーバーの契約手順
WordPressクイックスタートを利用する方法で、手順を説明しました。
シン・レンタルサーバーの申し込みページ通りに入力していけば、初めてでも難しことはありません。取得ドメインは後で変更できないので、事前に希望するドメインを考えておきましょう。
まとめ:高速・低コストの次世代レンタルサーバー
信頼性が高いエックスサーバーのシステムをもとにした「シン・レンタルサーバー」を紹介しました。国内シェアNo.1のエックスサーバーが運営していて安心感が高いですね。
高スペックで最新鋭のサーバーと新しい技術を野心的に採用して「国内最速」で、料金プランに変動費を含まずシンプルな料金体系を維持して同スペック帯では「最安クラス」でした。
コストパフォーマンスを高めていても、使いやすさや初心者に優しいサービスは充実しているレンタルサーバーです。
コストパフォーマンスを重視する人や新技術を使ったサイト表示の速さを実感したい人にはおすすめです。また、現在エックスサーバーを利用している人も、互換性が高いので、乗り換えが検討できるレベルです。
ベーシックプラン の6カ月か12カ月でスタートするのがおすすめです。オリジナルサイトの立ち上げはサービスが充実しているので簡単にできますが、内容を整えて結果を見るのに3カ月では少し短すぎます。
表示速度が早くて、コストパフォーマンスに優れた、レンタルサーバー選びの参考にしていただけたら幸いです。