無料ブログとWordPressの違いを解説。後悔しない選択とは
ブログを始めようと思ったら、最初の無料ブログかWordPressブログの選択で迷ってしまって。初心者がWordPressで始めるのは難しいかなと思っているんです。
無料ブログとWordPressブログは、ブログに何を求めるかで使い分けたほうが良いので、詳しく紹介していきますね
無料ブログはユーザー登録だけで簡単に始められる一方、WordPressブログは運用コストとブログ構築に若干の手間がかかります。でも、収益化を目指すならWordPressブログの方が良いという情報が多く、どちらを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、代表的な7つの無料ブログとWordPressブログの違いを項目ごとに確認していきます。
この記事を読めば、無料ブログとWordPressブログの特徴や、運用コスト・始めやすさ・収益性などの違い、どちらのブログが向いているかが分かります。無料のブログサービスかWordPressか選択する第1歩目で後悔したくない方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
もし、WordPressテーマを「JIN:R」にしようかと迷っているなら、あなたの決断を後押しする情報になっていると思います。
無料ブログとWordPressブログの基本情報
ブログを始める方法は、ブログサービスに登録するか、WordPressを導入するかの2通りあります。
無料ブログとは
ブログサービスは会員登録をすれば簡単に始められ、多くの場合は無料です。手軽ですが、運営会社の独自のルールに則りプラットフォームを利用するので、制限を受ける部分があります。
代表的な無料ブログは、note、はてなブログ、FC2ブログ、Blogger、アメブロ、ライブドアブログ、楽天ブログです。
ブログサービスの中でも、次のような違いがあります。
- 運営会社が挿入する広告の量
- アフィリエイト広告の掲載の規制
- コンテンツ販売の機能
- 独自ドメインの利用料金
- ブログサイトのカスタマイズ性 など
ブログサービスをメインドメインとして、共有ドメインを使用したURLが割り当てられます。
- note.com/(note ID)
- (はてなID).hatenablog.com など
つまり、note.comやhatenablog.comというブログサービスのサイト内に、自分のブログを作ることになります。
無料プランでは、
- デザインの自由度が低く
- 運営会社の自動広告が表示され
- 独自ドメインが使えない
など、収益化しにくい側面があります。
有料プランを契約すれば問題解決できますが、WordPressブログ以上に費用がかかる場合があり、無料で利用できるブログサービスの利点がなくなってしまいます。
WordPressブログとは
WordPressでブログを構築するには、レンタルサーバーを契約して、独自ドメインを購入し、WordPressをインストールする工程があます。
WordPress(CMS)は、無料で利用できるブログやWebサイトを簡単に構築するためのシステムです。
レンタルサーバーと独自ドメインの契約は必須で有料のため、ブログ運営に費用が発生します。
レンタルサーバーは、ConoHa WINGやエックスサーバーを選べば、月1,000円程度で契約できます。代表的なレンタルサーバーでは、独自ドメインの無料サービスが定着しています。
初心者の方には特に、WordPressテーマの購入がおすすめです。
当サイトで使用しているJIN:Rだと、19,800円です。少し高めの価格設定ですが、一度購入するだけでずっと使えて、自分の所有する複数のサイトでも利用可能です。デザイン性が高く、初期設定でのつまずきを防止する機能があるなど、初心者が簡単にブログを始められるように設計されています。価値で考えると安いです。
基本的には制限なく自由にできる分、問題も自分で対応しなければいけない課題があります。しかし、心配する必要はありません。WordPressを利用したサイトは、グローバルスタンダードで、ネットで少し調べれば解決策を見つけることは難しくありません。
WordPressは運用コストやブログ構築に少し手間がかかりますが、自由度が高く自分の望む唯一無二の状態を作り出せます。
無料ブログとWordPressブログの違い
7つの無料ブログとWordPressを項目ごとに比較していきます。
注目したいのは、コストと収益、集客の項目です。
この比較表はスライドできます
運営コスト
無料ブログは、初期費用と運用コストがかからないです。ただし、運営会社の自動広告を非表示にしたり独自ドメインにするなど、制限を解除できる有料プランを準備しているブログサービスもあります。
Bloggerは無料プランだけなのに、自動広告が表示されないので優れています。
ライブドアブログと楽天ブログも無料プランのみですが、共に自動広告は非表示にできず、楽天ブログは独自ドメインの使用もできないです。
FC2ブログ以外は、WordPressブログと運用コストがほぼ変わらないです。将来的に有料プランを使う可能性があるなら、WordPressで始めた方がお得です。
WordPressは、運営コストがかかります。
レンタルサーバーと独自ドメインの費用が必要で、レンタルサーバーは、ConoHa WINGやエックスサーバーで月々1,000円程度です。独自ドメインは2つ無料サービスが主要なレンタルサーバー会社では定着しています。
必須ではありませんが、有料でWordPressテーマの購入を私はおすすめしています。JIN:Rは19,800円と高めの価格設定ですが、一度購入するだけでずっと使えて自分の複数サイトへインストール可能です。
始めやすさ
無料ブログは会員登録するだけで、すぐにブログを書き始められる状態になっています。
初期設定は、最小限のブログデザインと、ブログ名やユーザー名など会員登録で入力した内容が反映されているだけです。
読者に読んでもらうためのブログにするには、追加の情報入力やデザインカスタマイズが必要です。無料ブログもWordPressと同じぐらいカスタマイズ設定が可能で、決めるべきことがたくさんあります。
WordPressブログは、レンタルサーバーや独自ドメインの契約、WordPressテーマの導入など最初に決めることがいくつかあり、さらにサイト構築も必要です。そのため、無料ブログは簡単で、WordPressブログは難しいと考えられがちです。
WordPressを取り巻く環境は進化していて、始める難易度の差は日々縮まっています。代表的なレンタルサーバーのConoHa WINGやエックスサーバーを使えば、契約と同時にWordPressテーマの導入まで一気に終わります。
WordPressテーマの導入が終わった時点で、無料ブログでブログ登録が終わった状態と同じです。手順通りに進めるだけなので、もう始めやすさだけで無料ブログを選ぶ時代ではなくなってきています。
JIN:Rを使えばデザインプリセットを使って、デモサイトの状態がクリックだけで手に入ります。あと少しブログの細かな情報を入力していくだけで完成です。
無料ブログのメリットは、キュリティーやバージョンの管理に手間がかからないことです。運営会社が適切にセキュリティー対策を行い、もしトラブルがあっても適切に対応してくれます。
WordPressブログは、構築後のセキュリティーやバージョン更新などが自己管理です。しかし、セキュリティー面の特別な知識が必要な訳ではなく、セキュリティー機能が高いレンタルサーバーを選び、無料のセキュリティー機能持つプラグインを追加するだけです。そして後は放置せずに最新版に更新する管理を続ければ良いのです。
稀なことですが、WordPressのバージョン更新でブログの表示が崩れるなどのトラブルがあったときに、自分で調べて解決する力が必要です。
デザインの自由度
無料ブログには、デザインテンプレートの機能があります。豊富なテンプレートの中からプレビューして好きなデザインを選び、クリックだけで簡単にデザインテンプレートを適用できます。デザインテンプレートの豊富さや、デザインのカスタマイズ、機能の追加・変更など柔軟性は、ブログサービスにより異なります。
- テンプレート通り:FC2ブログ、アメブロ
- 部分的な変更可能:はてなブログ、Blogger、ライブドアブログ、楽天ブログ
しかし、ブログサービスで決められた範囲内でのデザイン変更で、完全な自由ではないです。
PC表示のブログデザインがスマートフォン表示でも、デザイン崩れが起きないレスポンシブ対応をしている無料ブログもあります。
- レスポンシブ対応:はてなブログ、Blogger、FC2ブログ、楽天ブログ
- レスポンシブ非対応:アメブロ、ライブドアブログ
アメブロとライブドアブログは、PC表示用とスマートフォン表示用で分かれて、デザインテンプレートを選択します。
noteにはテンプレート機能がないですが、ヘッダー画像のみ変更可能です。
無料ブログには、公式のヘッダーや広告、他ブログへのナビゲーションが自動挿入されてしまいます。そのため、せっかくこだわりを持ってブログを仕上げても、デザインが崩れてしまう問題があります。
ヘッダーに運営会社が表示するナビゲーションが挿入されるのは、はてなブログとアメブロで、アメブロには自動広告も多いです。運営会社の自動広告が多く、他者ブログへのリンクまで入るのは、ライブドアブログと楽天ブログです。
WordPressブログは、トップページのヘッダー、メインビジュアル、コンテンツ、フッターと4つのエリアを柔軟に自分らしく設定できます。
画面一番上のヘッダーにメニューを表示したり、一番下のフッターにメニューやPRエリアを作るなど、設定の選択肢は豊富にあります。メインビジュアルに動画や記事のスライド表示など、動きのあるページに簡単にできます。誰でも細部にまでこだわることができ、唯一無二のあなただけのブログに仕上げられます。
選ぶWordPressテーマにより、難しさ操作性は異なりますが、JIN:Rだととても簡単です。
コンテンツエリアとフッターエリアも、ブログ記事を書く方法と同じ方法でカスタマイズ可能です。全てをゼロから決める必要はなく、JIN:Rのデザインプリセット機能を使えば、デモデザインと同じ状態がクリックだけで手に入ります。
他にもWordPressテーマは豊富にあり、どれを選ぶかでブログの雰囲気が違ってきます。表現したいデザインに合わせて選びましょう。
記事の表現力
無料ブログのエディターは、ブログを書くのに必要な機能はほぼ揃っています。
エディターの呼び名は異なりますが、公開画面と同じ状態で入力するエディターとHTMLエディターの2種類から選べます。
見出し、太文字、斜体、下線、フォントサイズ、文字色、文字の背景色、取り消し線、箇条書きリスト、番号付きリスト、左寄せ、中央寄せ、右寄せ、リンク、引用、画像、アイキャッチ画像、YouTube動画、など
noteは少し簡素で、文字の大きさ、文字色、文字背景色、斜体、下線がないです。一方で、ルビ(ふりがな)とファイルダウンロードリンクの機能があります。
はてなブログとBlogger、ライブドアブログ、楽天ブログでは、定型文が使えます。
BloggerとFC2ブログ、アメブロ、ライブドアブログ、楽天ブログでは絵文字も使えます。
多くのブログサービスには、表やボックス、ボタンといった記事装飾をして読者の注目を集める機能はないです。
例外は、アメブロとライブドアブログです。アメブロには見出し、チェックリスト、囲みボックスがあり、ライブドアブログにはブログカードがあります。
パーマリンクとメタディスクリプションの両方あるのは、はてなブログとライブドアブログだけで、Bloggerはパーマリンクのみ可能です。
WordPressブログは、ブロックエディターに対応しているJIN:Rを使うと、ボタンやボックス、比較表など豊富なオリジナルブロックが使えます。文章を装飾できて表現が豊かになり、読者も読みやすく、注目して欲しい箇所も伝わりやすい記事を簡単に作成できます。
収益の得やすさ
無料ブログでは、運営会社で掲載広告に制限を設けている場合があります。
noteは広告がないことをコンセプトに掲げていて、楽天ブログとアメブロは、自社のアフィリエイト広告以外の掲載を禁じています。
例外的にnoteとBloggerは非表示ですが、ほとんどのブログサービスで、運営会社側の広告が強制的に表示されてしまいます。
アドセンス広告とアフィリエイト広告を同じページに表示すると、競合してしまい収益性が下がることはよく知られています。ただ、2つの広告は自分の収益という点では同じです。
アフィリエイト広告と自動広告も競合関係になります。自動広告は自分の収益にはならないので、収益機会が減ってしまいます。しかも、広告の表示内容は選べず、読者に最適化された広告が表示されるので、想定読者に刺さる内容であるほど競合します。
運営会社は、広告に最適な場所へ先に自動広告を設置してしまいます。特にインターネット利用の約7割を占めるスマートフォンの限られた画面内で、優先的に場所を取られる影響は大きいです。
ブログサービスが自動で挿入する広告の収益が、無料で提供するための原資になっています。そのため広告を非表示にするには、お金を払う必要があります。はてなブログやFC2ブログ、アメブロでは、有料プランに加入することで非表示にできます。ライブドアブログと楽天ブログに至っては、非表示にする手段がありません。
共有ドメインでは、Googleアドセンスの審査合格は難しくなります。でも、BloggerはGoogleサービスのひとつで、共有ドメインでも明確に審査対象になっています。
有料記事販売の機能があるブログサービスが増えています。知名度が高いのは、noteは有料記事を販売です。他にも、はてなブログはダイレクト課金サービス「codoc」との連携やFC2ブロマガで有料記事の販売が可能です。
共有ドメインでもASPに登録できますが、広告主へ提携申請した際に承認されるかは別問題です。それなりの紹介料がもらえる広告は、PR商品との親和性、権威性などしっかりと見て判断されます。見る人が見れば、無料ブログであることがわかり、共有ドメインであることがプラスに働くことはないでしょう。アフィリエイト広告で収益を得たいなら、独自ドメインの方が有利といえます。
WordPressブログは自由にアフィリエイト広告を表示できます。もしもアフィリエイトやA8.netなどのASPで提携した広告を、表示する場所も表示する数も自分で決められます。
一般的なWordPressテーマでは、記事の有料販売が特別な知識がないとできないことが多いですが、JIN:Rには有料コンテンツのブロックがあります。オリジナルブロックを使って、stripeの決済と連携した有料記事記の販売ができます。
集客のしやすさ
無料ブログは、共有ドメインを使用します。
共有ドメインなので、
- SEOライティング
- パーマリンク(記事のURL)
- 画像の代替えテキスト
- メタディスクリプション
など、記事に関することしかSEO策できないです。限られたSEO対策の選択肢ですら、使えないブログも多いです。
検索キーワードにブログサービスの名前が入るなどの例外はありますが、検索結果の上位に無料ブログの記事ばかりが並ぶことはまず起きません。表示されるとしても、無料ブログの中で優れた2〜3記事程度でしょう。
共有ドメインは、Googleなど検索エンジンからの評価を良くも悪くも共有します。メインドメインの評価が良ければそれを受け継ぎますが、逆にメインドメインがペナルティを受けると影響を受けて評価が下がります。例えば、ブログサービス内でGoogleのペナルティ対象が多かったり、それを黙認していると見なされた場合などです。
多くの無料ブログでは、お金を払って有料プランにすることで独自ドメインが利用できます。
ただ、アメブロのように有料プランでも独自ドメイン使えない場合や、noteのように実質的に使えない場合もありますので注意です。Bloggerとライブドアブログは無料プランで独自ドメインを使えますが、ドメインの購入と更新にお金が必要です。
ブログを始めてすぐの集客は、ブログサービスのポータルサイトからの動線やソーシャルメディアのような機能でサポートされているメリットがあります。ブログ開設してすぐにある程度、記事が読まれる可能性があるため、ブログ運営を続けていくモチベーションを保ちやすい環境があります。
Bloggerは多機能なのに全て無料で使えて自動広告もなく優秀です。唯一、ポータルサイトがないことでソーシャルメディア的な要素が機能せず、コミュニティー内での読者獲得が期待できないのが残念です。
WordPressはHTMLタグなど基本構造的にSEOに強いという特徴があります。WordPressを利用することで検索エンジンから適切に評価されやすい土台を作れます。
また、WordPressブログは独自ドメインを使用し、SEOに強いWordPressテーマを選んだりプラグインを追加するなど、自らSEO対策を強化できます。記事に関するSEO以外にも、サイト構造から対策できる自由度があります。
SEO対策はGoogleなど検索エンジンを使用する人が対象で、無料ブログの会員数とは比べ物にならない人数を対象にアプローチできます。
ただ、独自ドメインは、検索エンジンからドメイン(ブログ)の評価がない状態で始まります。そのため、ドメインが評価されて検索結果に上位表示されるまで、たくさんの時間と労力が必要です。WordPressブログを開設した当初は、本当に全く誰にも読まれない期間が数ヶ月続きます。
それでもブログ記事の更新を続け有益な情報発信をしているとドメインが評価され、インターネット利用者全体を対象にした集客ができるようになります。
コンテンツの管理者
コンテンツの管理者は、見過ごされがちですがとても大切です。
無料ブログは、運営会社のサーバー内でコンテンツが管理されています。サービスが終了したりプラットフォームが衰退しない限り、ブログ記事は資産として積み上がります。
ドメイン(URL)の所有者は、運営会社です。ブログサービス内に間借りしてブログを作っただけなので、サービスを管理している運営会社の意向に左右されるリスクは避けられません。明らかに利用規約の違反の場合は仕方ないですが、解釈の違いや意図せず違反してしまったり、アンチによる通報などで、ブログが削除される可能性があります。さらに言えば、利用規約が変わった影響で、新たに違反になってしまうことだってあります。
アメブロや楽天ブログなどデータのエクスポートができない無料ブログもあり、異変を感じてもコンテンツを待避できない場合があるので気をつけましょう。
WordPressブログは、Webサイトとブログ記事は自分が所有し管理できます。頑張って運営を続けるほどに、ブログ記事が資産として積み上がります。
無料ブログとWordPressブログどちらがいいか
どちらか選べない場合は、WordPressブログをおすすめします。
なぜなら、レンタルサーバーのサービスが充実したおかげで初期設定が簡単になり、WordPressテーマがデザイン面もサポートしてくれるようになったからです。
確実にWordPressブログを構築する難易度は下がり、ブログ記事の書きやすさや装飾の豊富さは、ブロックエディターになり初心者でも簡単にできるようになっています。
ただ、インターネットにたくさんある情報を調べて自分で行動できない人は、公式のサポートがある無料ブログの方が長く続けられると思います。
試しに無料ブログで始めてみて、うまくいきそうになったらWordPressブログに移行するのはおすすめではありません。なぜなら、ボタンひとつで移行作業が完了しないことと、ドメインの評価が最初からやり直しになるからです。
無料ブログに向いている人
- 調べたり難しいこと抜きでブログを始めたい人
- 収益が最優先ではない人
代表的な無料ブログの、note、はてなブログ、FC2ブログ、Blogger、アメブロ、ライブドアブログ、楽天ブログは、どれも良いブログのプラットフォームです。
パソコンにあまり詳しくなくても簡単にブログを始められます。ブログのデザインや記事の執筆機能も本格的です。
ただ、運営会社の自動広告が表示されることや検索エンジンからブログを読んでもらう機会が乏しいことを考えると、収益の最大化には向いていません。
趣味・日記目的で楽しく続けることが目的として最適です。
ソーシャルメディア的な機能が充実しているので、ブログ仲間もできやすい環境があります。各ブログサービスは独自の収益を得る機能を実装しているので、楽しく記事更新をしておこづかい稼ぎであれば十分可能です。
WordPressブログに向いている人
- お金を稼ぐことを目的にする人
- 自分らしさのあるブログを持ちたい人
収入を得たいと少しでも思うなら、WordPressがおすすめです。
- 運営会社と競合することなく、広告を掲載できる
- コンテンツを届ける対象がコミュニティーに限定されない
広告を貼ることが目的なら、他の人の広告は出ないほうが良いです。また、ブログ記事で多くの読者の検索意図を満たすことで収益を得たい場合、読者になる可能性がある対象は広いほうが有利です。
流行りのサイト型デザインや動きのあるページにカスタマイズしたいなど、こだわりたいならWordPressにする必要があります。JIN:Rのようなブロックエディターに対応しているWordPressテーマを購入すれば、HTMLやCSSを書くことはほとんどありません。
それでも、狙い通りにカスタマイズしたいとなると、わからないことやうまくいかない場合に調べて自己解決できないと挫折してしまう可能性があります。
まとめ:雑記なら無料ブログで、収益化ならWordPress
代表的な7つの無料ブログと、有料で運営するWordPressの違いを項目ごととに紹介しました。
無料ブログは、会員登録だけで手軽に始められます。ブログサービスのプラットフォームからの動線とソーシャルメディア的な機能で、スタート当初から一定数の読者にブログ記事を読んでもらえる良さがあります。運営会社が決めた範囲内で、自由にカスタマイズしたり、収益化を行ったりできます。ただ、自動広告を表示するか有料プランを契約するかで、運営会社に貢献する必要があります。
WordPressブログは、レンタルサーバーや独自ドメインの契約、WordPressのセットアップ、WordPressテーマの購入など、ブログ構築にある程度手間がかかります。ただし、初心者には無理なわけではなく、手順は多いですが一つひとつは簡単です。
WordPressは、全て自分で決めて構築できる自由さがある反面、しっかりと運営し維持管理する必要性があります。その分、行動したことは全て自分のもとに戻ってきます。
取り上げたブログサービスは、10年、20年前に、サービスをスタートさせています。当時は、WordPressでブログを作るのが今よりも難しくて、ブログサービスの価値がとても高かったと思います。
ただ、現在では、レンタルサーバー会社の「WordPress簡単インストール」などのサービスで、サーバー契約、ドメインの取得と紐付け、WordPressをサーバーにインストールまで、簡単に終わります。WordPressテーマでさえも同時購入が可能で、インストールまで対応しています。ブログ記事の執筆と装飾も、ブロックエディターに対応したテーマが広がることで、とても簡単になりました。
無料ブログでできることの多くは、基本的にWordPressブログでも実現可能です。WordPressブログを始めるハードルが下がった今、わざわざ無料ブログを選ぶ理由はないと、私は思います。
この記事が無料ブログプラットフォームとWordPressのどちらにすべきか検討中の方のお役に立てば幸いです。