WordPressの始め方
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WordPressブログで後悔しないサーバー選びとおすすめを厳選

ブログで後悔しないサーバー選びとおすすめを2社に厳選
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アシスタントさん
アシスタントさん

リストで目的別でレンタルサーバーのおすすめを紹介しているのをよく見るのですが、なかなか初心者にはどれが良いのか選べなくて。結局、候補が多くて迷うんですよね。

じゅん
じゅん

確かに、レンタルサーバーはよく紹介されているだけでも種類が多くて、選ぶのが本当に難しいですよね。選び方が分からなくて混乱するという声もよく聞きます。ブログ用で、初心者におすすめがあるので紹介しますね。

ブログに必要なレンタルサーバーは、ブログの速度や安定性に大きな影響があり、ブログ運営の成否を分ける大切な選択です。1番性能の良いサーバーを契約したいと思うのは当然ですよね。ただ、おすすめのレンタルサーバーを検索しても、たくさん紹介されていて結局のところ、どれが最良なのか分かりづらいと感じませんか。

そこでこの記事では、ブログにおすすめできるレンタルサーバーを2択まで厳選しました。この記事を読めば、ConoHa WINGとXServerの2つがブログ初心者におすすめな理由と、レンタルサーバーを選ぶときに押さえておきたいことが分かります。

どちらを選んでも後悔いない2つの選択肢からサーバーを選んで、スムーズにブログ運営を始めていきたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

もし、WordPressテーマを「JIN:R」にしようかと迷っているなら、あなたの決断を後押しする情報になっていると思います。

サーバーはブログの必需品

ブログを始めるには、WordPress本体とレンタルサーバー、独自ドメイン、WordPressテーマを準備する必要があります。

WordPressの本体とテーマ、トップページのデザイン、ブログ記事などのコンテンツデータは、常に誰でもアクセスできる場所に保存しておく必要があります。コンテンツデータの保存場所がサーバーです。パソコンの1種のサーバーは、インターネットに繋がり24時間365日稼働し続けています。一方、自分のパソコンでは、全世界に常にデータを共有しておくのは難しいです。

私たちがウェブサイトやブログを見るときは、サーバーに保存されているデータにアクセスしているのです。快適にブログを見てもらえるかは、コンテンツを保存しているサーバーの性能と処理速度の影響を受けます。

サーバーは知識があれば自宅でも構築できますが、普通の人が簡単に作れる環境ではありません。機材の購入やランニングコスト、メンテンナス、セキュリティリスクを考えると、現実的にはサーバーを借りるのが一般的です。

ブログやホームページなどのウェブサイトを作りたい人に、用途にあったスペックのサーバーを貸し出してくれるのが、レンタルサーバー会社です。

レンタルサーバーを契約することで、

  • 故障やトラブルの対応
  • サーバーの復旧
  • メンテナンス
  • 最新技術の導入
  • 安全性の高いセキュリティ体制
  • サーバー機材のアップグレード

を任せられ、99.99%などのとても高いサーバー稼働率の恩恵を手軽に受けられます。

無料のレンタルサーバーは探せば見つかると思いますが、これからブログを始める方にはおすすめできないです。サポート体制が脆弱で基本的に自分で解決する必要があるなど、初心者では扱えない場合が多いからです。

サーバーの稼働率が安定しない場合もあります。ブログのデザインやブログ記事をいくら頑張って作っても、常に安定し表示速度が早い状態で、読者がアクセスできないと全く意味がありません。確実にアクセスしてもらうためのレンタルサーバーが、稼働率が不安定だと全く意味をなしません。

これからブログを始める方にレンタルサーバーをおすすめするなら、「ConoHa WING」と「XServer」の2択です。優劣はほとんどないので、最後は好みで選んで大丈夫です。

合わせて読みたい
手軽に始めるブログ運営。JIN:Rでの作り方ガイド
手軽に始めるブログ運営。JIN:Rでの作り方ガイド

分かりやすさと新技術の取り組みが特徴のConoHa WING

75万アカウントを突破して、急激に利用者数を増やしている大人気のレンタルサーバーです。

ConoHa WINGの特徴として、初心者にも分かりやすい操作性と画面デザインが挙げられます。もちろん、サーバー性能や機能も充実していますが、始めやすさや使いやすさを重視する方に最適です。

1つで分かりやすいサーバー管理画面

ConoHa WINGのサーバーパネルのイメージ

ConoHa WINGは1つの管理画面で、ユーザー情報や支払いなどのアカウント管理から、サーバー設定、サイト管理、ドメイン管理までまとめて行えます。

ポータルサイトのようなレイアウトで、業務用ソフトにありがちな、本格的だけれども初心者には難しく感じるレイアウトではないです。左側に並ぶメニューを選択するとサブメニューが開くシンプルな作りで、操作に迷いにくくなっています。

ConoHa WINGのメリットとデメリット

  • サーバー処理速度が早い
  • サービス充実で安心
  • 上場会社が運営する安心感
  • 信頼性の蓄積が少ない

ConoHa WINGには、3つのメリットと1つのデメリットがあります。

サーバー処理速度が早くブログページの表示が早い

ConoHa WINGが定期的に行っている国内Webサーバーの処理速度の調査で、2024年11月にNo.1を記録しています。測定の対象は、国内シェアの90%以上を占めている上位10サービスです。

最終的にはWordPressテーマや1記事の容量の影響もあるのですが、サーバー処理速度が早いことは、ページ表示速度に直結する大切な要素です。

サービス保証制度もあり、月間の稼働率99.99%以上を品質保証値としているのも安心材料です。

初心者が安心して始められるサービスが充実

ブログを始めるときにサーバーの他にも必要な

  • WordPress本体
  • 独自ドメイン
  • WordPressテーマ

を一括で設定してくれる「WordPressかんたんセットアップ」が無料で使えます。

本来なら、WordPress本体、レンタルサーバー、ドメイン、WordPressテーマの4つを別々に準備して、レンタルサーバーにインストールする手順がありました。個別に契約と設定するには手間がかかり、多少の知識が必要でした。

レンタルサーバーの申し込みをするときに、「WordPressかんたんセットアップ」を利用すれば、1回の申し込み手順を進めるだけで、ブログの立ち上げができてしまいます。初心者でも、ConoHaアカウント情報や決済情報などの基本的な入力をするだけの簡単操作で、設定に迷い挫折することなくブログが始められます。

ConoHa WINGで扱っているWordPressテーマは、公式ページより割引価格で購入できます。

ConoHa

JIN:R、JIN、SANGO、THE THOR、Emanon Pro、Emanon Business、GOLD BLOG、THE SONIC

WordPressテーマは、ブログのデザインや機能に関するテンプレートのような存在です。使用するテーマによりデザインの方向性や記事で使える機能が変わります。

当サイトで使っているのは、JIN:Rです。デザイン性が高いと評判で、オリジナル機能も充実していて、初心者の方に優しい設計です。

2024年10月から始まった「WordPressテーマクイックテンプレート」にいち早く対応したのも、JIN:RJINです。WordPressかんたんセットアップで、JIN:Rを同時購入した方が対象のサービスです。ブログ向けにデザイン設定した状態から始められます。あとは、文章と画像を差し替えるだけで、すぐにブログ運営がスタートできます。

JIN:Rの大きな特徴のデザインプリセット機能で初期デザインを整えることでさえ、レンタルサーバーの申込みと同時に終わります。

JINも同じ開発元で良いWordPressテーマではありますが、これからブログを始めるならブロックエディタ完全対応のJIN:Rを選びましょう。

運営会社がGMOインターネットで規模的に安心

ConoHa WINGを運営するのは、東証プライム上場企業のGMOインターネット株式会社です。レンタルサーバーの他にもドメイン取得やセキュリティ分野、電子サインなど、幅広いインターネット関連のサービスを提供しています。例えば、ロリポップやお名前.comなども同じグループのサービスです。

少ないデメリットは、2018年9月にスタートした比較的新しいサービスということが懸念点です。サーバーでは信頼性が求められるので、運営実績が短いことはデメリットとして捉えられる場合もあります。

ブロガーのインフルエンサーがこぞっておすすめする影響もあって、急激に利用者数が増えることで、サポート面が追いついていないと感じる方も一定数いるようです。

最新技術や新サービスに積極的に取り組む

一般的にレンタルサーバーは新しく始めたほうが、新技術を設備に取り入れやすくなります。ConoHa WINGは後発組で、WEXALといった超高速化エンジンを採用した高性能サーバーです。

新しい技術を取り入れたサービスも積極的に提供しています。

  • SEOツール「Blog Creator」
  • ネットde診断
  • GMO順位チェッカー
  • WordPress初期化

Blog Creatorは、ConoHa WINGのAIライティングツールです。ブログ記事を書くために必要な、キーワード調査から記事構成や本文の生成まで対応しています。生成AIを使って、ブログ記事を書く手間の削減ができいます。

ネットde診断は、ウェブサイトの脆弱性診断のサービスです。毎月1回無料でセキュリティに問題、弱いところがないか診断を受けられます。

GMO順位チェカーは、Googleなどの検索エンジンの表示順位やキーワードの提案、上位表示の難易度などが確認できる便利なSEOツールです。

「WordPress初期化」は単純にWordPress本体を初期化してブログをリセットするだけのサービスではないです。不正アクセスをされた場合やWordPressを根本的にやり直したいときに役に立ちます。

記事やインストール済みのテーマ、プラグインを引き継いだ状態で、WordPressを初期化できます。そのため、全てを始めから設定し直すよりもリスタートが早くなります。

ブログを始める方におすすめのプラン

ConoHa WINGには、通常とWINGパックの2種類の料金タイプがあります。特別な理由がなければ、WINGパックを申し込みましょう。

プランは、ベーシックプランで十分です。ブログが育って不自由を感じればプランを変更すれば大丈夫です。

アクセスが増え始めるなどブログ運営の結果が現れるには少し時間がかかるので、契約期間は短くても12カ月がおすすめです。

WINGパックのベーシックプランを契約期間12カ月で申し込みした場合、月額換算すると1,089円です。頻繁に期間限定のキャンペーンがありますので、タイミングが合えば更に安く契約可能です。

最新の料金はこちらからご確認ください

国内シェアNo.1と運営実績と安心感が特徴のXServer

250万件の運用サイト数を誇る国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。導入企業数も多くて、信頼性が高い王道のレンタルサーバーと言えます。

2つの会員ページでさまざまな状況に対応できる

エックスサーバーのXServerアカウントのイメージ
エックスサーバーのサーバーパネルのイメージ

エックスサーバーは、XServerアカウントとサーバーパネルの2種類の会員ページに分かれています。

XServerアカウントのサイトは、ユーザー情報やサーバーの契約関係、支払い関係ができる会員ページです。サーバーパネルがサーバー設定など管理をするためのページになっています。

2つあると不便に感じるかもしれませんが、ページが分かれているメリットもあります。

企業系の大きなブログやホームページ制作の場合、ウェブサイトの構築を外部に依頼することも想定できます。契約関係や支払い情報にアクセスできないサーバーパネルだけを共有できるので、機密情報の安全性が高いというメリットがあります。これほど大きな話ではなくても、社内的な権限の切り分けも簡単になります。

個人の使いやすさだけではなく、大規模なウェブサイト運営も想定した仕様で、シェアNo.1なので業界標準であったとも言えます。

これまでは少し分かりにくかったサーバーパネルのレイアウトが刷新されました。左側に並ぶメニューを選ぶと、メインエリアの表示内容が対応したサブメニューに変わります。これまでやや業務画面的で分かりにくかった操作性が改善されています。

XServerのメリットとデメリット

  • 国内シェアが一番高い
  • 20年以上のサーバー運営実績
  • サーバー速度が早い
  • WordPressの設定が簡単

XServerのメリットとデメリットをまとめましたが、目立ったデメリットがない無難なサーバーであることが分かる結果になりました。

国内シェアが一番高くて安心

運用サイト数250万件、導入企業21万社と、国内で最も高いシェアを誇るレンタルサーバー業界の最大手です。初心者から上級者、企業と幅広い層が利用している安心感があり、まさに王道のサーバーです。

多くの利用者が要るためウェブ上に情報が多く、設定手順やトラブルの解決策などが見つかりやすいです。

長年のサーバー運営の実績から信頼性が高い

20年以上の運営歴を持つ老舗のレンタルサーバーながら、99.99%以上の稼働率を創業以来堅持しています。長年にわたる信頼性は利用者にとって非常に心強い安心感になります。なぜなら、ブログはインターネット上でアクセス可能であり続けることが重要だからです。

2022年の3月と4月に大きめの障害が発生したことがあり、群を抜いた安定性で評価されていたのでたいへん驚かれる事態でした。ただ、サーバー障害の規模に大小はあるものの、どのサーバーでも障害が起きているのが実態です。

エントリークラスのプランに標準で「リソース保証」が付いているのは珍しいサービスです。

復数の利用者で同居する物理サーバーから、1ユーザーに割り当てられる処理能力の割合が決まっているのが、リソース保証です。他のサイトのアクセス状況によりサーバー負荷が高まったとしても、影響を受けずにサーバー処理能力を使えます。常に高速で安定したサーバー環境を確保できるメリットがあります。

エックスサーバーのサポート窓口の評判が良いです。メールサポートは24時間365日対応しています。また、チャットを使った問い合わせが可能で、困ったときにすぐにサポートを受けられる充実した体制が整っています。

サーバー処理速度が国内No.1

最新の商用サーバー機器に更新したりサーバーソフトウエア性能により国内No.1のサーバー速度を誇っています。

サーバーもパソコンの1種なので、最新のCPUとストレージ、大容量メモリを搭載した最新機器のほうが、処理速度が高速になるメリットがあります。最新のストレージ技術のオールNVMeを使用し、標準的に使われているオールSSDに比べて、読み込み速度が最大約32倍向上しています。ブログ記事の表示を待つ必要がなく快適にアクセスできます。

障害に備えてミラーリング構成でサーバーのデータが常にパックアップされていて、高速な処理性能と高い耐障害性を持っています。

エックスサーバーを利用中のユーザーも、簡単に最新サーバーへ移行できるのが嬉しいです。

ブログの初期設定が簡単

エックスサーバーでは「WordPressクイックスタート」で、WordPress本体、独自ドメイン取得、WordPressテーマをまとめて設定できます。レンタルサーバーを申し込みする1回の手順を進めるだけで、ブログの立ち上げが可能です。

WordPressテーマを特別価格で購入も可能ですが、当サイトでおすすめしているJIN:Rは対象ではありません。

エックスサーバーの特別価格で購入できるWordPressテーマ

XWRITE, SWELL, Snow Monkeyなど

JIN:Rの購入とインストールが必要ですが、それでもデフォルトのWordPressブログが作れるととても便利です。JIN:Rにはオリジナルのデザインプリセット機能があります。誰でも数回のクリックでおしゃれなブログが簡単に出来上がります。

ブログを始める方におすすめのプラン

プランはスタンダードで十分です。ブログが育って、不自由を感じればプラン変更ができます。

ブログ運営の結果が出てくるまでには少し時間がかかりますので、契約期間は短くても12カ月がおすすめです。

スタンダードプランを契約期間12カ月で申し込みした場合、月額換算すると1,100円です。頻繁に期間限定のキャンペーンがありますので、タイミングが合えば更に安く契約可能です。

最新の料金はこちらから確認できます

おすすめレンタルサーバーの料金シュミレーション

ブログを始める方におすすめのConoHa WINGとXServerのサーバー料金を比べてみましょう。

本来、ブログに必要な独自ドメインは優良なのですが、どちらを契約しても2個無料で取得できるサービスが行われています。

通常価格
ConoHa WING WINGパック
プラン
ベーシックプラン
初期費用
0円
3カ月
1,331円
6カ月
1,210円
12カ月
1,089円
24カ月
1,029円
36カ月
968円
JIN:R
18,800円
通常価格
XServer
プラン
スタンダード
初期費用
0円
3カ月
1,320円
6カ月
1,210円
12カ月
1,100円
24カ月
1,045円
36カ月
990円
JIN:R
19,800円
キャンペーン価格
ConoHa WING WINGパック
プラン
ベーシック・キャンペーン
初期費用
0円
3カ月
1,331円
6カ月
1,210円
12カ月
971円
24カ月
842円
36カ月
660円
JIN:R
18,800円
キャンペーン価格
XServer
プラン
スタンダード・キャンペーン
初期費用
0円
3カ月
6カ月
12カ月
550円
24カ月
522円
36カ月
495円
JIN:R
19,800円

※ConoHa WINGのキャンペーン価格は、2025年1月23日から2月6日までの期間限定で行われた「スタート応援キャンペーン」の料金です。XServerのキャンペーン価格は、2025年1月7日〜2月4日までの期間限定で行われたキャンペーンの料金です。

レンタルサーバーを選ぶポイント8選

  1. サーバー処理速度がNo.1と表示されている
  2. WordPress本体が簡単にインストールできる
  3. セキュリティ対策に力を入れている
  4. 復数サイトの運営ができる
  5. バックアップ機能が標準で付いている
  6. アクセスが集中しても安定している
  7. 問い合わせ窓口のサポートが充実している
  8. サーバーの利用料金が安い

レンタルサーバーを選ぶときに注目したいことを8つ紹介します。優先順位を多少アレンジてもよいのですが、最後に利用料金を比較することをおすすめします。

サーバー処理速度がNo.1と表示されている

ブログの表示速度は、検索結果に表示される順位に大きな影響があるので、1番注目されます。

検索結果やリンクボタンをクリックしても、すぐに表示されないとウェブページを戻ったり閉じた経験がある方も多いと思います。

初心者が本当に早くブログを表示できるサーバーを選ぶのはとても難しいです。まず、レンタルサーバーのホームページで、「サーバー処理速度No.1」とPRされていることがひとつの基準です。

サーバーの処理速度を測定する条件や測定した会社など、細かな条件は各社で微妙に違います。さらに、サーバーの何の処理速度が早いのかといった細かな点が違ったりします。でも、誇大広告はできないので、何かしらの自社基準でNo.1という結果があることも事実です。

何かしらの自社基準を使ってすら、1番注目されるサーバー処理速度No.1をアピールできないレンタルサーバーは、候補から除外できます。

サーバースペックは、絶対値で表示速度を比較しやすい要素です。サーバー内にブログのコンテンツを保存しておいて、読者がアクセスしたときに素早く読み込み表示する処理が必要だからです。サーバーの処理速度に関係が深いのは、ストレージとサーバーソフトウエアの種類です。

SSDだと読み込み速度が早く、読者に素早くブログ記事を表示できるので、ストレージは最低限オールSSDを選びましょう。SSDの規格のひとつであるNVMeを採用していると、さらに快適に表示されます。

サーバーソフトウェアは、ブログをインターネット上に公開するための基盤になるソフトウェアです。情報を処理するパフォーマンスやアクセス数が増え負荷が高まったときの耐性などが異なります。

現在使われているのは3種類で、LiteSpeed、Nginx、Apacheの順番で処理速度が早いと言われています。より正確には、それぞれに得意な処理が異なる側面もあります。特に、Nginxは単独で使うことが少なく、Apacheと組み合わされていることが多いです。

少なくとも、NginxとApacheが組み合わさったサーバーを選びましょう。

WEXALやKUSANAGIなどいろいろな最速化技術がアピールされていますが、表示速度改善のアプローチ方法が違い、優劣を付けるのは難しいです。ストレージ種類やサーバーソフトウェアといった共通して比較できるものをまず確認しましょう。

WordPress本体が簡単にインストールできる

ブログを立ち上げるには、

  • コンテンツを保存するサーバーを準備して
  • URLになるドメインを契約し紐づけて
  • ウェブサイトを構築するWordPress本体をインストールして
  • ブログのデザインテンプレートになるWordPressテーマを本体にインストール

の手順があります。

元々は、別々に行う知識と手間が必要で、初心者では挫折してしまうポイントでした。

人気のあるレンタルサーバーでは、サーバー契約からWordPress本体のインストールまでを、レンタルサーバー申し込みのときに一緒に行えるサービスを提供しています。中には、WordPressテーマを特別価格で購入できるうえに、インストールもしてくれるサービスもあります。

WordPressを簡単にインストールしてくれるサービスがないと挫折するポイントが増えてしまいます。他のサーバー選びのポイントが良くても、WordPressのインストールサービスがなければ避けたほうが良いでしょう。

セキュリティ対策に力を入れている

WordPressは、無料で誰にでも使用が認められたオープンソースのシステムです。世界的にWordPressで作られたウェブサイトのシェアは約43%と圧倒的です。そのため、WordPressを使ったサイトは、悪意のあるアクセスの標的になりやすい側面があります。

ブログのデータを守ることや他のサイトへ迷惑を掛けないためにも、サーバーのセキュリティ対策が充実していることが重要です。

WAFはレンタルサーバーが標準的に採用しているセキュリティ機能のひとつで、不正なアクセスや攻撃から守ってくれる最低限必要な仕組みです。

無料SSL化は必須と考える

SSLはインターネット上のデータ通信を暗号化する技術です。読者とサーバー間でやり取りされるデータが暗号化され、第三者に盗み見られたり改ざんされるリスクが下がります。SSLに対応したウェブサイトはURLが「https://」から始まります。

Google Chromeを始め多くのウェブサイトを見るためのソフトでは、SSLが導入されていないと「保護されていない通信」と警告が表示される様になりました。警告の表示が出ると、せっかくの読者がブログ記事にアクセスしてくれなくなります。

個人がブログを始める場合は、サーバー会社の独自SSLでよいので、無料で簡単に設定できるレンタルサーバーを選びましょう。

復数サイトが運営できる

ブログをこれから作る人がはじめから複数ブログを計画していることは少ないと思います。ブログ運営を続けているとさまざまな理由で、新しいブログを始めたくなる場面があります。そのとき新しいサーバーを毎回契約していては、料金が高くなってしまいます。

1つのサーバーに1つのブログである必要はなく、サーバーの仕様と容量が許せば、復数のブログが1つのサーバー内に作れます

復数のブログを作れる仕様のサーバーか判断できるのは、「マルチドメイン」と「MySQL」の項目です。マルチドメインは設定できるドメインの数で、MySQLは設定できるデータベースの数です。

主要なレンタルサーバーでは、両方無制限な場合が多いです。1つや2つといった極端に少なく限定されていないかは、確認しておきましょう。

ディスク容量も保存できるコンテンツ量に影響するので、復数サイトが運営できるかに影響します。ただ、1番安いプランでも300GBや500GBを割り当てられている場合が多く、個人でブログ運営をする場合は、ほとんど問題にならない程の余裕があります。例えば私の運営する2つのブログで、約30GBしか使用していないです。

ディスク容量が100GB以下など極端に少ないサーバーのプランは、避けておいたほうが安心でしょう。

バックアップ機能が標準で使える

ブログのコンテンツデータは、自分で契約したサーバーに保存しているだけです。もしもバックアップを取らずにデータがクラッシュしたら、簡単に消えてしまいます。無料ブログと違い定期的にバックアップをして、自分でブログデータを保存、管理する必要があります。

バックアップのタイミングで、どの程度のダメージを受けるかが違ってきます。WordPressに機能を追加するプラグインを使って、自動で定期的なバックアップを設定する人が多いです。レンタルサーバー側でも自動でデータをバックアップしてくれていると、とても安心してブログ運営ができます。

レンタルサーバーのバックアップ機能からの復元は、サーバーパネルから簡単な手順でできることも多いです。

アクセスが集中しても安定している

自分のブログにアクセスが集中してもサーバーが落ちないかは、転送量目安に注目します。

転送量は、1ページの容量に表示回数を掛けて計算されます。例えば、1MBの記事が10回読まれると、10MBの転送量を消費します。

1日や1カ月で設定された期間の転送量をすべて消費すると、それ以上アクセスがあっても表示されない「サーバーが落ちた」と呼ばれる状態になります。

現在では、無制限のサーバーが増えたので、気にする必要がなくなってきています。もし上限がある場合は、極端に低くないかと、上限に達したときに従量課金になるのかなども確認しておきましょう。

問い合わせ窓口のサポートが充実している

ブログは常にアクセス可能な状態にしておくことが大切です。もしも、トラブルが発生したときに早急に対応できないと、大きな機会損失になります。

いざというときに、サポート窓口へ問い合わせしやすいかも大切なポイントです。

サポート窓口への問い合わせ手段と受付時間は、事前に確認しておきたい項目です。メールや電話、チャットなどの方法が用意されていますが、それぞれに受付時間が異なります。生活リズム的に、サポート窓口の受付時間内に相談できるかが重要です。

よくある質問を集めたFAQを充実させて、個別問い合わせはメールへ誘導して、電話番号になかなかアクセスできない構造のサイトが増えている傾向があります。緊急のときにFAQだけでは解決できない場合もあるので、サポートの電話番号に簡単にたどり着けるかも、事前に確認しておくと安心です。

初心者の方では、メールの文章で状況を説明するのが難しいことも多いです。電話もしくはチャットで、対話しながら状況を伝えられる手段があると便利です。

サポートの回答品質は、実際に問い合わせしてみないと自分に合うかは分からないです。ただ、ソーシャルメディアで検索することで、評判が悪いレンタルサーバーを避けられるでしょう。

サーバーの利用料金が安い

ぜひ守ってほしいのは、サーバーの利用料金を比較するのを、他の7つのポイントを確認した後に行うことです。先に利用料金を比較してからサーバーのスペックを比較すると、ブログ運営を成功させるのに重要な機能を我慢することに繋がる恐れがあります。

レンタルサーバーのプラン変更の条件が、柔軟であるかも確認しておきましょう。

ブログを始めるときには、エントリークラスのプランで契約して、ブログが成長するにつれてアップグレードするのが理想です。最初から将来を見越してハイスペックなプランで契約しても、使いこなせずサーバー料金が無駄になってしまいます。

アップグレードとダウングレードの申し込み締め切りと、反映されるまでの期間を確認しておきましょう。

ConoHa WINGとエックスサーバーの対応状況は?

ウェブ組み立て工房でおすすめしているConoHa WINGとエックスサーバーの8つのポイントを表にまとめました。

ConoHa WING
プラン名
WINGパック・ベーシックプラン
サーバー処理速度をNo.1と表示
表示あり
WordPressが簡単にインストールできる
「WordPressかんたんインストール」
セキュリティ対策に力を入れている
WAF・無料独自SSL
復数サイトが運営できる
マルチドメイン・MySQL:無制限
ディスク容量
300GB
バックアップ機能が標準で使える
標準搭載・1日1回
アクセスが集中しても安定している
転送量:無制限
問い合わせ窓口のサポート充実度
有人チャット、メール、電話
サーバーの利用料金【通常・12カ月契約】
1,083円/月
XServer
プラン名
スタンダード
サーバー処理速度をNo.1と表示
表示あり
WordPressが簡単にインストールできる
「WordPressクイックスタート」
セキュリティ対策に力を入れている
WAF・無料独自SSL
復数サイトが運営できる
マルチドメイン・MySQL:無制限
ディスク容量
500GB
バックアップ機能が標準で使える
標準搭載・1日1回
アクセスが集中しても安定している
転送量:無制限
問い合わせ窓口のサポート充実度
有人チャット、チャットボット、メール、電話
サーバーの利用料金【通常・12カ月契約】
1,100円/月

レンタルサーバー会社は切磋琢磨していて、初心者からは違いが分かりにくいと感じると思います。おすすめのConoHa WINGとエックスサーバーの違いは、これからブログを始める人にはほとんど関係してこないレベルの比較です。

どうしても選べないと悩むなら、ConoHa WINGにしておくと失敗はありません。当サイトで使用しているJIN:Rも特別価格で購入できてトータルでお得に、簡単に始められます。

まとめ:ConoHa WINGかXServerで間違いない

WordPressでブログを始めるときに、選んで後悔しないレンタルサーバーを2社ご紹介しました。

サーバーはブログを始めるのに必要なモノで、通常レンタルサーバーを契約します。サーバーにブログのデータを保存して、読者がブログ記事にアクセスしたいときに素早く表示する性能が求めらます。

レンタルサーバーを選ぶときに注目したい8つのポイントはこちらです。

  1. サーバー処理速度がNo.1と表示されている
  2. WordPress本体が簡単にインストールできる
  3. セキュリティ対策に力を入れている
  4. 復数サイトの運営ができる
  5. バックアップ機能が標準で付いている
  6. アクセスが集中しても安定している
  7. 問い合わせ窓口のサポートが充実している
  8. サーバーの利用料金が安い

8つの基準をおさえたブログ用におすすめできるレンタルサーバーが、

  • ConoHa WING WINGパック ベーシックプラン
  • XServer スタンダードプラン

の2つです。

個人でこれからブログを始めるサーバーとして選ぶなら、どちらを選んでも問題にならないです。

WordPressテーマも同時に購入するなら、当サイトでおすすめしているJIN:Rが割引価格で買えるConoHa WINGが少しお得感があるかもしれません。

この記事が、JIN:Rを利用してブログを始めようかと検討されている方のお役に立てれば幸いです。

お知らせ

当サイトは「JIN:R」を使って構築しています。

ブログを作るのは難しそう、、、でも、おしゃれに仕上げたいと望む方は多いと思います。JIN:Rはブロックエディター完全対応で感覚的な操作感があり、デモプリセットやJIN:Rブロックはカラーなど細部までデザイン性が高いことが特徴です。

デザインはJIN:Rに助けてもらって、記事執筆に注力しませんか?

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じゅん
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ブロガー
2020年9月から細々とブログを書き始め、現在2つのブログ運営中です。
主に、JIN:R購入者限定コミュニティ「JIN BLOG CAMP」 で学びを得ています。
元々、ITやWeb、デザインとは縁遠い、普通の会社員だった私でも、JINやJUN:Rに出会ったことでこんなに整ったブログが作れて感動です。
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