ブログの収益化におすすめのWordPressにするべき理由
ブログで収益化したいなら、やっぱりWordPressしか選択肢はないのでしょうか
そうですね。結局、WordPressで始めるのが最適で、みんながおすすめするだけの理由があるんですよ
ブログの収益化を調べてみると、決まっておすすめされているはWordPressです。でも、無料ブログでもブログは作れるし簡単そうなので、どちらで始めるか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ブログで収益化を目指すときにWordPressがおすすめできる理由をご紹介します。この記事を読めば、WordPressブログと無料ブログの違いや、ブログを収益化する方法、広告を使った収益化のプロセスが分かります。
おすすめされる具体的な理由を知って失敗しないブログサービスを選びたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
もし、WordPressテーマを「JIN:R」にしようかと迷っているなら、あなたの決断を後押しする情報になっていると思います。
ブログで収益化を目指すならおすすめはWordPress
ブログで収益化を目指すなら、王道ですがWordPressがおすすめです。
WordPressの特徴を確認していきましょう。
WordPressは簡単にブログ作成できるツール
WordPressは全ウェブサイトの約40%、コンテンツマネジメントシステム(CMS)の中では約60%ととても高いシェアを誇る実績があります。当ブログもWordPressで作っています。
WordPressは拡張性の高いシステムで、WordPressテーマやプラグインと組み合わせることで、初心者でも完成度の高いブログを短時間で仕上げられます。
WordPressテーマは、ウェブサイトのデザインと機能、操作性を決めるテンプレートの役割をします。
プラグインは、WordPress本体の基本機能やテーマのオリジナル機能を補完するプログラムを、コンセントプラグを差し込むように追加できます。
アクセス解析、目次、お問い合わせ、画像圧縮、表作成、2段階認証、バックアップ、スパム対策、ギャラリー/スライドショー
目的に合わせたデザインと機能の追加ができて、非常に自由度が高いのがWordPressのメリットです。
サイト名やタイトル、文章など最低限のキーボード操作はあるものの、ほとんどのブログ構築の作業はクリックして選択するだけです。
プログラミング知識がなくてもWordPressを使えば、本格的なブログの運営と管理ができます。
WordPressブログにもメリットとデメリットがある
独自ドメインを使うと、検索エンジン最適化(SEO)ができます。ウェブページへのアクセスの60%から70%は検索結果から来ると言われ、SEO対策はアクセス数を増やすために欠かせないです。
独自ドメインをブログ名や発信内容と揃えることで、ブランディングの強化が可能です。
WordPressのブログは、誰かにアフィリエイト広告の掲載を制限されないです。多くの無料ブログでは制限される成人向け商品のアフィリエイトも、レンタルサーバーを適切に選べば掲載可能です。
WordPressテーマとプラグインの組み合わせ次第で、希望通りのさまざまなブログにカスタマイズができます。それぞれのWordPressテーマの中でも、他のブログと差別化できるように、デザインや機能を選択できるようになっています。
自ら契約したレンタルサーバーへブログデータを保存して、自分の記録メディアにバックアップするので、突然、アクセスできなくなるリスクはかなり低いです。
公開したブログ記事はインターネット上に残り続ける限り報酬は発生するため、記事が資産として積み上がっていきます。
WordPressでブログを作るには、他にもレンタルサーバーと独自ドメイン、WordPressテーマが必要です。初心者でも難しい作業ではありませんが、会員登録するだけの無料ブログよりは多少決めることや操作が増えます。
WordPressでブログ運営するには、月々1,000円程度のレンタルサーバー料金と、初期費用でWordPressテーマの購入費用がかかります。当サイトでも使っているWordPressテーマ JIN:R の場合、19,800円です。
WordPress自体は無料で、独自ドメインは2つ無料というレンタルサーバー会社のサービスが定着しています。
独自ドメインは、あなた専用の新規で作ったドメインです。最初は検索エンジンからドメインの評価がない状態です。
ブログを開設した当初は、本当に全く誰にも読まれない期間が数ヶ月続きます。ドメインが評価されて検索結果の上位表示されるようになるまで、有益な情報のブログ記事を更新し続ける必要があります。
WordPressは世界的にシェアが高いことで、不正アクセスプログラムの標的にされやすい側面も持っています。セキュリティ対策のシステムやWordPressを常に最新版に更新するメンテナンスが発生し、継続的に関わる必要があります。
WordPressのブログが収益化におすすめできる理由
- アクセス増加の対策ができる
- 自由にアフィリエイト広告が貼れる
- WordPressテーマがサポートしてくれる
アクセス増加の対策ができる
ブログを収益化するには、広告を掲載した記事へより多くの読者にアスセスしてもらうことが大切です。
アクセスを伸ばすにはSEO対策が大切です。検索結果に上位表示されることで、ブログ記事への流入が増える可能性が高いからです。
WordPressは検索エンジンが理解しやすいように情報を伝えられるSEOに有利なシステム構造を持っています。さらに、テーマ側でSEO対策できるようにシステムが組み込まれている場合が多いです。
個々の記事を投稿するときの、オンページSEOの機能も充実しています。
オンページSEOで大切なポイントは、
- 記事のタイトルと見出しにキーワードを含める
- 見出しを正しい順番で使い文章構造を整理する
- メタディスクリプションを作成する
- 適切な内部リンクを設置する
- 画像に代替えテキストを設定する
- 記事内容を表すパーマリンクを設定する
など、多岐に渡りますが、WordPressでは簡単に設定ができます。
自由にアフィリエイト広告が貼れる
ブログの収益化で、初心者でも取り組みやすい方法のひとつがアフィリエイト広告です。
WordPressの機能を使えば、もしもアフィリエイトやA8.netなどのASPで発行されたアフィリエイト広告を自由な場所に好きなレイアウトで掲載できます。
基本的なアフィリエイト広告の掲載方法はとても簡単です。
- ASPのサイトから、バナー型やテキスト型の広告リンクをコピーする
- WordPressのカスタムHTMLブロックを設置し、広告リンクを貼り付ける
カスタムHTMLが設置できる場所であれば、どこにでもアフィリエイト広告が表示できます。ブロック内で作業するだけなので、ブログ全体の表示が崩れるなどの間違いがまず起こらない点が初心者にはとても安心です。
JIN:Rだと投稿記事の他にも、トップページとカテゴリーページを固定ページで作るので、ブロックの設置ができます。ウィジェットエリアにも設置可能で、サイドバーや記事はじめ、記事おわり、フッターエリアなどブログ全体に共通した表示が可能です。
ブロックは組み合わせが可能です。
縦積みと組み合わせれば中央揃えが可能で、カラムと組み合わせれば横並びもできます。
背景やボックスなど装飾系のオリジナルブロックと組み合わせて強調できます。
カスタムHTMLブログを置く位置や数を最適化してみたり、他のブロックと組み合わせて注目を集められるようにしてみたり、読者の反応を見ながら改善が簡単に行えます。
WordPressテーマがサポートしてくれる
WordPressテーマは、ブログのデザインと機能性、操作性のテンプレートの役割をします。
デザインの方向性が違ったり、オリジナル機能があるなど、WordPressの選択によりブログのカスタマイズや仕上がりのデザインに自由度が高くて、思い通りに作り上げられます。
製作者が考える収益化に特化した機能が追加されていたり、ライバルのサイトと差別化も可能です。当サイトで使用しているWordPressテーマ JIN:Rには収益化をサポートする機能がいろいろあります。
ウィジェットエリアでカテゴリ区別と組み合わせると、カテゴリーでアフィリエイト広告の切り替えもできます。
JIN:Rオリジナルのアフィリエイトタグ管理の機能を使うと、WordPress内で広告リンクを一元管理できます。
ボタンブロックでプルダウンから選んで簡単に広告リンクを設定できます。
有料コンテンツブロックを使った有料記事の販売にも対応しています。
吹き出し、アイコンボックス、ブログカードなど豊富なオリジナルブロックを使った読み飛ばしされにくい記事も簡単に書けます。
収益化できるまでの期間を乗り越えるには、デザイン性の高いサイトの方がテンションを高く維持できるし、記事は書きやすい方が記事執筆が億劫にならずにモチベーションを保てます。
自分の商品やサービスで収益化を目指す場合でも、デザイン性が高いサイトの方が、プロフェッショナルな印象を与えられるメリットがあります。
無料ブログが収益化に向いていない理由
ブログを作るには無料ブログに登録する方法と、WordPressでブログを作る方法があります。
無料ブログは、ブログプラットフォームを提供するサービスに登録するだけで、簡単に始められます。
- アフィリエイト広告の掲載が許可されているか
- 運営側の自動広告が表示されるか
- ヘッダーなどにナビゲーションが追加されるか
- 自動広告や公式ヘッダーを非表示にできるか
- 独自ドメインの設定ができるか
- カスタマイズが自由にできるか
無料ブログでは制限が多くて収益化には向かないです。
- 収益化できる方法が決められている
- 運営側の自動広告が表示される
- 他のブログや記事へのリンクが追加される
- 独自ドメインが設定できない
独自ドメインは、アクセス数を増やすSEO対策に影響します。
無料プランは共有ドメインで、検索エンジンからの評価を良くも悪くも共有します。ブログプラットフォームには、さまざまなジャンルやレベルの記事が含まれるため、専門性を重要視しているGoogleなどから高い評価を得られにくいです。
制限を解除するには、有料プランの契約が必要です。例えば、はてなブログの月額600円のはてなブログProです。
有料プランを契約しても解消できない問題もあります。
- ブログデータの管理が自分でできない
- 利用規約は変わる可能性がある
- ブログ運営のシステムは無料と一緒
ブログ記事などのコンテンツは、個人のパソコンではなくサーバーに保存されています。
運営会社のサーバーでブログデータの管理をしているので、運営の判断だけで非表示や削除ができてしまいます。万が一アカウントが削除されると、ブログが非表示になり読者がアクセスできなくなります。ブログの管理権限を完全に自分で持っている状態ではないのです。
プラットフォームが衰退すると最悪の場合ブログサービスが終了する可能性もあり、積み上げてきたブログデータがなくなってしまいます。
自分で契約したサーバーでコンテンツを管理していない状態は、突然アクセスできなくなるリスクが伴います。
運営会社の意向で突然ルールが変わり、昨日まで収益化ができていた方法が使えなくなることも考えられます。
実際にはてなブログやアメブロ、ライブドアブログなどでも、アフィリエイトに関する利用規約の変更は起きています。アフィリエイトを取り巻く環境が健全な環境では無くなったと判断されたら、規制が厳しくなる可能性も考えられます。
有料プランでは部分的なトップページのカスタマイズが可能になる場合もありますが、広告を貼る場所や機能、記事を書く機能は変化しません。
自動広告が表示されて運営側に流れていた成果報酬が止まり、自分のもとに来る可能性が高くなるだけです。
ブログプラットフォームを使えば、
- 誰でも簡単に始められる
- セキュリティやアップデートの管理の手間がかからない
などのメリットと比較しても収益化しにくいデメリットの方が大きいです。
WordPressブログは、レンタルサーバーは自分で契約するので、突然ブログへのアクセスが制限されるリスクは限りなく低いです。
ブログで収益化する5つの方法
ブログを収益化する方法には次の方法があります。
- アフィリエイト広告
- 有料記事の販売
- 自分の商品やサービスの販売
- 企業とタイアップした記事
- 広告スペースの販売
アフィリエイト広告を活用する
はじめて収益化を目指すならおすすめは、アフィリエイト広告です。
スマートフォンの普及でインターネット検索がより身近になり、何か買ったり申し込むときには、スペックやレビュー、口コミを見てから決めるのが当たり前になったからです。
アフィリエイトでの登場人物は、広告主とASP、読者、ブログ運営者です。
アフィリエイトは、ブログに広告を表示して、読者が広告をクリックした後に成果基準を達成すると広告主から報酬が得られる成果報酬型の仕組みです。広告主が決める成果基準は、購入やサービス登録、クリックなどさまざまな段階があります。
ただ、広告を表示するリンクの発行や管理システムの構築といった技術面や、個々のサイト運営者と成果報酬のやり取りをする作業面を広告主が準備するのは大変です。アフィリエイト広告を取りまとめて、広告主の負担を減らしサイト運営者に繋げるのがASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)という会社です。
ASPを通すことで、広告主はより多くのウェブ媒体に広告掲載しやすくなり、ブログ運営者はより多くの案件提携のチャンスが生まれます。
収益化を目指す人に有名なGoogleアドセンスは、クリック報酬型アフィリエイトです。表示する場所と方法を指定するだけで、後はGoogleのアルゴリズムが読者の日頃の閲覧履歴などから、自動で最適な広告を選んでくれます。
Googleの基準を満たせている自信と読者が来ている実感を得られるので、アドセンスは収益化の登竜門的な立ち位置で合格を目指す方が多いです。
Amzonaや楽天市場に代表される総合通販サイトの商品を紹介する物販系アフィリエイトもあります。物販系アフィリエイトは、Amazonなどに掲載されている商品の中から選ぶので、紹介できるものが豊富です。読者も買い物することが多いので、購入するときの手間がなくて、成果が出やすい特徴があります。
一般的なアフィリエイトは、企業のオンラインストアや商品の特設ページで、読者が基準を満たすことで報酬が得られます。新たに個人情報や決済情報を入力する手間があり、心理的ハードルが高いです。
- 美容コスメなど個々のアイテムの商品紹介
- 知育玩具の販売やサブスクリプションサービスの紹介
- 英語やプログラミング、受験などの塾紹介
- 飛行機やホテル・宿、レンタカーなどの予約
- 宅食サービスや宅配クリーニングなどのサービス紹介
- 総合転職や専門職転職、リゾートバイトなどの求人サイトへ登録募集
- 婚活サイトや結婚相談所の紹介
アフィリエイトを始めるときにまず登録しておきたいASPはA8.netと、もしもアフィリエイトの2社です。
A8.netは、業界最大級の案件数とジャンルの豊富さを誇ります。
アフィリエイト広告のジャンルや種類、報酬単価の相場を学ぶのにも役立ちます。まんべんなくアフィリエイト案件を扱っているので、自分に合う案件が見つかったり、ジャンル選定の手助けにもなります。
もしもアフィリエイトは、独自サービスが魅力的です。
A8.netよりは案件数が少ないものの、特殊なジャンルでなければ困らない種類の扱いがあります。
最大の特徴は、「W報酬制度」です。広告主の報酬とは別に、もしもアフィリエイトが12%のボーナスを上乗せしてくれます。
Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトとの提携にもおすすめです。
Amazonアソシエイトと直接提携するには180日間で3件の適格販売があってから最終審査になりますが、適格販売が免除されます。
楽天アフィリエイトは直接だと、報酬が楽天キャッシュで報酬が支払われます。銀行振込を可能にするには、直近3か月連続で確定した成果報酬を毎月3,001円以上あって初めて審査を受け合格する必要があります。もしもアフィリエイトでは、他の成果報酬と合算して1,000円以上で銀行振込の対象です。
Amazonや楽天市場でオンラインショッピングをする人はとても多いので、リンク経由で購入するのにハードルが低く、初めてブログでアフィリエイトに取り組みやすいプログラムです。できるだけ良い条件で提携したいです。
ブログ記事を有料で販売する
最近はブログ記事を販売して収益を得る有料記事が広がり、情報自体に値段をつけて知識や経験、スキルの販売が可能になりました。アフィリエイトのように、情報をもとに読者がアクションを起こさなくても収益化できる良さがあります。
有益な情報を発信できるジャンルに、アフィリエイト広告が少なく良い条件がない場合があります。有料記事を使うことでクリック型以外で報酬が得られるようになり、収益化の幅が広がります。
有料記事はひとつの記事の中に有料エリアを設定する方法が主流です。
WrodPressの中で決済機能を構築するのは初心者に難しいので、外部のオンライン決済サービスと連携させます。ほとんどのWordPressテーマではプラグインを使って機能追加をしますが、JIN:Rの場合はオリジナルブロックの有料コンテンツでstripeとの連携ができます。記事単位とサブスクリプションの両方可能です。
自分の商品やサービスの紹介ツールにする
商品の紹介やコンセプトを伝える場所やポートフォリオサイトとしてブログ運営して、総合的にみて収益化する方法です。
WordPressでは、テキストリンクや画像リンク、ボタンリンクなどで簡単に外部サイトのURLをリンク先に設定できます。
Shopify、BASE、BOOTH、minne、ココナラなどへの外部リンクで読者を誘導して、収益化はリンク先で行います。
成長したらタイアップ案件や広告スペース販売をする
ブログのアクセス数が伸びてジャンルの中で一定のシェアを取れるようになると、企業から直接広告配信の声がかかる場合があります。
企業タイアップ記事は、PRの商品や体験の機会の提供を受けてレビュー記事などを書くことで収益化できます。
ブログ内にバナー広告などを掲載する権利を販売する方法もあります。雑誌と同じように、広告掲載費が得られます。
同じ広告ですが成果報酬型のアフィリエイトと違い、掲載すると報酬がもらえるタイプです。
広告を使ったブログを収益化するプロセス
Googleの検索結果へ表示される順位に専門性が重視される傾向が高まっているので、ジャンルは絞った方が良いです。
ひとつのジャンルのみで記事を書き続けると収益化に有利なのかもしれませんが、記事を書くネタが見つけづらく更新が途絶える原因にもなります。最初は気負いすぎず、適度にジャンルを絞ることをおすすめします。
ジャンル選定ができたら、読んでもらいたい読者をできるだけ具体的に想定しておきましょう。
Googleで検索して、多くの同じジャンルのブログを拝見してまわります。
- 自分が持っている知識やスキルで通用しそうか
- 収益化はどのタイプを使っているか
- アフィリエイトならどんな広告があるのか
などを研究するのです。
ブログ研究で得た情報から、目標規模の収益化が達成できるのか想像してみましょう。
キーワードは検索エンジンに読者が入力する単語のことで、記事の主題として扱います。
100%キーワードを揃えていると準備に時間がかかりすぎてしまいます。
決めたジャンルで伝えたい内容の大筋が伝えられる程度のキーワードを見つけられたら、ブログへの反応を元にして調整と追加をしていきましょう。
WordPressのブログは、レンタルサーバーと独自ドメイン、WordPress本体、WordPressテーマを使い構築していきます。
最初に準備することが多くて難しいように感じるかもしれませんが、年々WordPressの立ち上げは簡単になってきています。
ConoHa WINGでレンタルサーバー契約するときに「WordPressかんたんセットアップ」を使えば、契約と同時にWordPressテーマの導入まで一気に終わります。ウェブサイトを作る手順が簡単になり、サイト立ち上げで挫折する可能性は大幅に減少しました。
レンタルサーバーのサイトで表示される通り進み、WordPressテーマの導入が終わった時点で、オリジナルのURLにデフォルト設定のブログができています。
WordPressテーマは、ウェブサイトのデザインと機能性、操作性を決めるテンプレートです。JIN:Rを使えば、デザインプリセットでデモサイトの状態がクリックだけで手に入ります。あとは、ブログの細かな情報を入力していくだけで完成です。
ブログ構築は、サイト名やタイトル、文章など最低限のキーボード操作はあるものの、ほとんどの作業がクリックして選択するだけです。
プログラミング知識がなくてもWordPressを使えば、本格的なウェブサイトを作りブログの運営と管理ができます。
選んでおいたキーワードをもとにして、記事を投稿していきます。
次のステップに進むためには、5記事ぐらいが目安です。
Googleアドセンスの審査へ申請やAmazonアソシエイトの適格販売に取り組みます。楽天アフィリエイトは審査不要です。
ASPでおすすめは、もしもアフィリエイトとA8.netです。
ASPへの登録に審査は不要ですが、アフィリエイト案件には広告主の提携審査があります。提携申請する企業と関連するジャンルのテーマを扱っていることを知ってもらうためにも、5記事程度は記事が公開されていないと判断しづらいでしょう。
情報発信するジャンルにあった広告主とアフィリエイト広告の提携ができれば、あとは記事投稿を継続して記事数を増やす取り組みをします。
残念ながら作ったばかりのブログで投稿した記事は、すぐに検索エンジンに認識されず検索結果には反映されないです。3カ月から6カ月経った頃から少しづつ検索結果から記事にアクセスされ始めます。
検索結果からのアクセスが生まれてきたら、より順位を上げてアクセスを伸ばせるように、記事内容の改善をします。
noteはアフィリエイトで稼ぎにくいジャンルでも戦える
noteは会員登録すれば、無料で誰でも手軽に情報発信と作品投稿できるサービスです。noteには収益化条件はなく、会員登録すれば開始後すぐに有料記事を投稿できます。
収益化でnoteが注目される理由のひとつが、自分で作ったコンテンツを好きな価格設定をして、読者に直接販売できる仕組みをサービスの中で確立したことです。
noteの直接販売できる仕組みを支えるのが、会員間の取引を支える決済手段と紐付けた会員アカウントです。デジタルコンテンツの販売は決済の手間をいかに簡略化するかが大切で、個人間では決済機能の確立がネックになってきました。
noteが決済機能を受け持つことで購入ボタンをクリックするだけで取引ができるので、少額の売り買いが活発に行われています。
読者が読みたい記事を購入したり、メンバーシップでクリエイターを金銭的に支援するなど新しい収益化の流れが生まれました。
JIN:Rには有料コンテンツブロックがありますが、stripeのアカウントを作って審査を受けるなど、本気度が低いとやや準備が大変です。一方、noteはアカウント作るだけなので手軽に始められます。
noteではテキスト投稿をメインに使用している人が多く、ブログのように見えますがテキスト投稿だけではない特徴的な機能を数多く備えています。
- テキスト
- 画像
- つぶやき
- 音声
- 動画(YouTube)
5つの投稿機能の内、つぶやき以外は有料販売が可能です。
noteでできる8つの収益化の方法
豊富な収益化の方法があるnoteですが、おすすめは有料記事と有料マガジンです。
アフィリエイト広告がほとんどないジャンルでも、投稿したコンテンツから収益を得る機会を作り出せます。ややマイナーな趣味系、芸術系のブログには総合通販サイトでも取り扱いがなく、物販系アフィリエイトさえ難しい場合もあります。
有料記事
noteで収益化を考えるときにまず思い浮かべるのが、有料記事です。投稿の中に有料エリア設定をするだけの手軽さです。
有料エリアに動画を埋め込んだり、ファイル自体を記事に添付することで、有料記事の機能を使って販売可能です。画像や音声を販売する場合は、投稿のときに販売設定で有料が選択できます。
ノウハウや体験談、ワークショップの教材など、様々なコンテンツを1記事単位で販売できます。シリーズ化やブランディングなどを深く考えることなくとも気軽に取り組めるので、身構えすぎずチャレンジできます。
有料マガジン
noteには、お気に入りの記事をまとめてブックマーク変わりにしたり、テーマに沿って分類できるマガジンという機能があり、価格設定して販売可能です。
体験談やノウハウの記事の数が増えてきたらまとめて有料マガジンにすることで、デジタル雑誌や書籍にするイメージです。
定期購読マガジン
有料記事と有料マガジンが合わさったような、サブスクリプション方式の販売方法です。
定期購読マガジンに設定した有料マガジン内の記事を契約している方が読めて、毎月決まった数の有料記事が追加される仕様です。
メンバーシップ
有料のサブスクリプション方式で、記事、マガジン、掲示板、ニュースレターなどのコンテンツを届けられます。記事だけではなく掲示板を使った気軽な交流が可能になり、毎月の更新が必須ではなくなります。
コンテンツの連載や同好会、ファンクラブ、コミュニティー運営をして、読者と継続した交流の場を作れます。
無料会員でも開設できますが、審査に合格する必要があります。
クリエイターサポート
無料記事でも読者が役に立ったり素晴らしいなと思ったときに、クリエイターの活動を金銭的に応援する機能です。
現実世界でのチップやネット上での投げ銭のようなものです。
金銭面以外にもサポート機能にはオススメのボタンがあります。オススメが増えれば「みんなのおすすめ記事」の欄に表示されて、読者が記事の拡散のサポートもしてくれます。
note for shopping とストア機能
「note for shopping」は、ほかのECサイトで販売している自分の商品を記事内に表示できる機能です。noteと提携している「EC CUBE」「BASE」「shopify」「Yahoo!ショッピング」などの商品URLを記事に張り付けると、商品情報がカード型で表示されます。
ストア機能は「他のECサイトで販売している自分の商品」をnoteに一覧表示させる仕組みです。ストア機能で、iichi、STORES、BASE、minneなどで販売している商品をトップページにあたるクリエイターページのストアタブに一覧で表示できます。
仕事依頼を受ける
投稿を作成して公開後に、「仕事依頼として表示」を選択すると、クリエイターページに「仕事依頼」のタブが追加されて投稿がリンクされます。
noteはアフィリエイトで稼げない場合の代替え的ポジション
ブログの収益化で1番におすすめしない理由は、noteの「広告がない」と「ランキングがない」という大きな特徴が影響しています。
アフィリエイトが原則禁止
noteは広告が表示されないことをPRポイントにしています。
- 読者は不要な広告が表示されないことで、コンテンツの内容に集中できる
- クリエイターは広告収益を稼ぐために、読まれることを優先したコンテンツを作る動機がなくなる
と、アフィリエイトで収益化したい人以外にはメリットがあります。
原則禁止のアフィリエイト広告の中で、唯一認められているのがAmazonアソシエイトです。
AmazonアソシエイトのIDを取得するには、「申請から180日以内に3件以上の商品またはサービスの販売実績が必要」という条件があります。これから情報発信を始める人がすぐに審査条件を満たすにはハードルが高いです。
SEO対策による長期的に安定した記事へのアクセスが確保しずらいので、物販アフィリエイトで収益化し続けるのは難しいです。
注目を集めて行動を起こさせる機能が弱い
noteは記事のテンプレや色合いなども決まっているので、創作活動の時間を確保しながら発信できるのが特徴です。難しい操作を必要とせず直感的に記事を書けるシンプルな操作性も初心者にとっては嬉しいポイントです。
一方で、自由な表現やクリエイティビティが限定されているように感じてしまい窮屈に感じるかもしれないです。
記事投稿は、文字をシンプルに書くことを中心にしたデザインです。見出しやリスト、画像埋め込み、目次の追加など、最低限必要な機能はありますが、文字の色を変えたりマーカーを引いたりといったちょっとした装飾もできないです。
無料記事を書くにも、テキストだけではなく読者の読み飛ばしを防止したり、重要な箇所を視覚的に伝える方法が十分とれないです。有料エリアの情報への訴求が難しいため購入率を高める装飾が少なく非常に難しいです。
コンテンツ管理は運営会社
noteのサーバーの中にブログを作るので、有料販売でも利用規約に適さないとnote公式に判断されれば、一方的に投稿の削除やアカウント凍結される可能性があります。
はてなブログProもリスクを受け入れるなら候補になる
どうしてもWordPressでブログを始める自信がなければ、はてなブログProに登録する方法もあります。
はてなブログProは、無料の会員登録すればブログが作れるはてなブログの有料プランです。無料ブログのデメリットの多くを解消できる機能があります。
- はてなブログが表示する自動広告を非表示にできる
- はてなブログのロゴなどが表示されるヘッダーとフッターを非表示にできる
- 独自ドメインの設定が可能になる
- 固定ページを追加できる
はてなブログの審査は不要で収益化ができます。
物販系アフィリエイトのAmazonアフィリエイトと楽天アフィリエイトは、アカウント設定でIDを登録するだけで手軽に始められます。Googleアドセンスや外部のASPで契約した広告、企業とのタイアップ案件などの営利利用も許可されています。
固定ページは収益化に関係ないようにも思えます。
Amazonと楽天以外で営利利用するには自分のブログ内にプライバシーポリシーやお問い合わせフォームなど連絡方法を設置する必要があります。これらのページは、通常の記事とは独立した固定ページで作ります。記事は時系列で表示されて、記事数が増えるにつれて埋もれてしまうからです。
はてなブログではポータルサイトやコミュニケーション機能で、コミュニティー内の交流をサポートしてくれます。はてなブックマークやはてなスター、読者登録、シェアなどでコミュニケーションが取れます。好みや趣味が似ている仲間やファンを増やしていける環境で、ブログを構築したばかりの初期段階で集客に役立ちます。
はてなブログProの料金プランは、1カ月コースで1,008円です。2年コースだと14,400円で、月額600円まで料金が下がります。ドメイン代は別で年間1,400円程度必要ですが、月額1,000円前後のレンタルサーバーよりも安いです。
はてなブログProでも、2つの大きなリスクが残ります。
- ブログデータ管理が自分でできない
- 利用規約は変わる可能性がある
はてなブログがサーバーを管理しているので、運営の判断で非表示や削除ができてしまいます。
はてなブログはサービスを開始したときは、アフィリエイト禁止でした。アフィリエイトを取り巻く環境の変化を受けて、利用が許可された経緯があります。いわゆるステマ規制が始まるなどの環境の変化で、今後利用規約が変更される可能性はあります。もし、利用規約の変更があれば、収益化の方法が使えなくなったり、最悪の場合アカウント凍結の可能性もあります。
はてなブログにはエクスポート機能があるので、一応WordPressへの移行も対応できます。ただ、クリックだけで簡単には終わらないです。
はてなブログでは、独自ドメインを使っていてもパーマリンクに「/entry/」が含まれる構造です。少し特殊でWordPressで同じ設定は難しく、はてなブログで運用していた間のURLの評価を引き継ぐには、転送する設定など、システムに詳しくないと対応が難しいです。
実はWordPressでブログを作るのは難しくない
ブログプラットフォームを使った方が簡単にブログを作れて、WordPressは難しいと考えられがちです。確かに、WordPressは、レンタルサーバーや独自ドメイン、WordPressテーマの最初に決めることがいくつかあり、サイト構築も必要です。
元々は、レンタルサーバーとドメインの取得は別々に契約して、レンタルしたサーバーに対して、取得したドメインの紐付けをドメインサーバーで設定していました。そして、WordPress.orgのサイトでWordPressのファイルをダウンロードして、サーバーにインストールするという手順がありました。
でも、WordPressでブログを立ち上げる方法は進化していて難易度の差は日々縮まっています。
ConoHa WINGでレンタルサーバー契約するときに「WordPressかんたんセットアップ」を使えば、契約と同時にWordPressテーマの導入まで一気に終わります。
「WordPressテーマクイックテンプレート」に対応したJIN:Rを同時購入すれば、専用のデザイン設定が適用されて、文章と画像を差し替えるだけでスタートできます。
WordPressでウェブサイトを作る手順が簡単になり、サイト立ち上げで挫折する可能性は大幅になくなりました。
WordPressのひとつのデメリットは、ブログの管理とメンテナンスを継続する必要があることです。
WordPress本体は無料で誰もが使えるシステムで、シェアも高いことから、不正アクセスプログラムの標的にされる場合があります。セキュリティー対策やシステムの定期的なアップデート、コンテンツのバックアップを自分で行う必要があります。
まとめ:無理なく取り組めるのはWordPress
収益化を目的にしたブログ運営におすすめのプラットフォームをご紹介しました。
やっぱりWordPressがおすすめです。
収益化の方法を制限されないことやカスタマイズ性が高いこと、コンテンツを自分で管理するのでブログを続けるほどに資産化していくといった魅力があります。
難しい知識がなくても広告リンクをコピーして貼り付けるだけで、希望した場所に広告を設定できる点が初心者にも優しいです。
ブログの中にはアフィリエイト広告が少ないなどで、収益化が難しいジャンルがあります。
その場合は、noteを使うのがおすすめです。ユーザー間でのコンテンツ販売が簡単で、記事の情報を直接販売して収益化できます。広告に頼らないので、ブログでは稼げないジャンルでも収益化の可能性が高まります。
この記事が、JIN:Rを利用してブログを始めようかと検討されている方のお役に立てれば幸いです。